第115章 2回目のハネムーンは… 前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
そんな風にその貝の名前の
説明書きにも無い様な奥さんの
一部の貝についての説明を聞きながら
円形のショーケースに並んでいる
ハート型の形をした貝を眺める
「可愛いね、ハートの貝殻~」
立体的なハートの形の貝は
リュウキュウアオイガイと言うらしく
浅瀬のサンゴ礁の砂地に居る貝らしい
ここに並んでいるのは
サイズも同じぐらいで
色も白に統一されているが
他にも茶色や黄色ピンクの色をした
リュウキュウアオイガイもある様だ
「あっちに、シェルショップがあるぞ?
奥さんが好きそうな貝殻も
売ってるんじゃないか?見るだろう?」
シェルミュージアムの隣には
お土産物を売っている
シェルショップがあって
貝殻を加工したブレスレットや
ネックレス ピアスもあって
何よりもそのままの姿の貝殻が
カゴに種類毎に並んでいて売られて居て
「これ、欲しくないか?ハートの貝」
「さっき見たやつだ、売ってるんだね」
300円と…お値段も
割かしリーズナブルな感じで
他にも適当に気になる貝を選んで
可愛らしいシェルを使った
ピアスも買って貰ってしまって
そのままピアスはそこで付けさせて貰って
シェルミュージアムと
シェルショップを後にすると
古宇利オーシャンタワーに向かう
タワーの内部は1階は
この古宇利島の歴史の資料館になっていて
2階と3階には展望フロアになていて
屋上はオーシャンデッキになっている
隣にあるガーデンには
チャペルがあって
古宇利大橋の見える白亜のチャペルで
結婚式もここで出来る様だ
「結婚式も…出来るんだ~。
見て見て、あそこチャペルあるよ」
展望フロアから絶景を眺めているのに
隣の奥さんは随分と近い場所を見ていて
「まぁ折角だし、背景に
あの渡って来た古宇利大橋が入る様にして
一緒に、写真でも撮らないか?ここで」
自分達の背景に渡って来た
古宇利大橋が入る様にして
古宇利オーシャンタワーでの記念撮影をして
更に上の3階も
展望フロアになってるらしいので
そのまま上の階に上がると
横に広いパノラマの窓からの
絶景が楽しめる
冬場で運がいいとここから
クジラの姿を見る事も出来るらしい
「クジラか…、ホエールウォッチングも
してみたい気がするが、冬になるか」
「クジラは大きなイルカだよ?」
「いや、その話は前にも聞いたが…」