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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第115章 2回目のハネムーンは… 前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



その海を眺めながら
内心みくりは疑問に感じて居て

「単に海に住んでる馬かも知れないがな」

「あっ、もう…そっちの方が
分かりやすい気がする…。
そっか、ここが、
その、始まりの…洞穴…なのね…」

奥さんがこの景色がどうこうと言うよりも
よそ様の愛の巣にお邪魔してる様な
そんな気分になってしまっている様で
ソワソワとしているのは…
隣にいる俺にも…伝わって来るのだが

「まぁ、参考にしたのが
馬の交尾ならふたりは…当然、
後ろから…だったんだろうな」

そんな話を杏寿郎が笑いながらしていて
もう…この旦那さんはどうせ…
今夜は後ろからどうだ?とか
そんなおバカな事を言って来そうな物だけど

チグヌ浜を後にして…
レンタカーで島の北側にある
ティーヌ浜へと向かった

ティーヌ浜には
古宇利島と言えば…の
自然の波が削ってできた
ハートロックがある

「ハートロック…」

「ああ。そうだな。テレビで
映ってるのは、大体この岩だな。
この、並んでる2つのハートロックをな。
重なって見える位置に、移動してみてくれ」

砂浜から海の中に見える
2つのハートロックが
重なって見える角度をみくりが
探しながら砂浜を移動していて

「ああっ!!ハートロックが
重なってる間の所に、
もう一つ…ハートが出て来た」

まるで隠しハートの様に
ハートロックとハートロックの間に
逆さまのハートが見えて

「ああ、見えたか?逆さハート」

「うん、見えた」

杏寿郎が手をこっちに伸ばして来たので
その杏寿郎の手をぎゅっと握ると

じっと…こっちを見ている
杏寿郎と目が合ってしまって
ちらっと…周囲を確認すると

ちゅ…とだけ…遠慮する感じに
触れるだけの短いキスを杏寿郎がして来て

「…さて、次の場所に移動するか…」

そう杏寿郎が言って来て
ぐるっとそのまま外周を回って来て
一周して橋の方まで戻って来ると

橋を渡った時に高台の上に見えていた
ここのランドマーク的な
白壁の建物が見えて来て

「ねぇ、あそこじゃないの?目的地」

「奥さんが好きそうな場所だろ?
古宇利オーシャンタワー」

メインは海抜82メートルからの
眺めが楽しめる古宇利タワーなのだが
奥さんが…気になってるのは
勿論そのタワーの方ではなくて
古宇利オーシャンタワーにある
シェルミュージアムの方だ

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