第114章 今年の旦那さんの誕生日は… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
下から杏寿郎が手を伸ばして来て
その手で後頭部を支えられて
杏寿郎の唇にこっちの唇を
強く押し付ける様にして
頭を引き寄せられてしまっていて
「んんっ、ふ、っ…は、ぁ…ンッ」
こっちの唇を貪る様にキスをして来て
その杏寿郎らしい
情熱的で熱いキスに…
クラクラと…酔いにも似た様な
眩暈の様な物をみくりは感じて居て
にゅる…っと唇の間から
杏寿郎の舌が中に入って来て
舌を舌に絡みつかせる様にしてキスをされる
「んぅ、ふ、…ぐぅ、ん゛んんっ」
熱い濃厚なキスに…甘い痺れを
自分の舌に感じながら
新鮮な空気を…鼻から吸っているのに
吸えている気がしなくて
空気を求める様に開いた口に
更に…奥を求めるようにしてキスをされて
「これ以上…、キスばっかりしてたら…、
キスが…終われなく…なってしまいそうだな…。
風呂…入りたい…だろう…?奥さん」
「んっ、お風呂…お湯張り…しに…行って来る」
ちゅ…っと杏寿郎が
みくりの瞼にキスをして来て
身体をこっちが上になって居たのを
ぐいと返されてしまって
こっちの背中をソファに押し付けられて
身体を仰向けにして寝かされてしまって居て
「奥さんは…、動けない…だろう?
さっきの…キスで、…腰…来てないか?」
スルッとそう耳元で問いかけながら
その杏寿郎の手が腰に差し込まれて
すりすりと仙骨を撫でて来るから
甘い痺れが仙骨の中に満ちる様な
そんな感じを感じながらも
「んはぁっ、あぁっ、ダメッんんっ、
腰は…ダメッ、ダメなのぉ…、んっ」
「ん?腰…、気持ち良さそうだがな…。
ダメだったか?奥さん…」
下から腰を支える様にして
ベッドから浮かせる様にして
ほんの少し程度だけ持ち上げられて
ユッサユッサと…小さく
その腰を支えている手を揺らしてやれば
「んああぁ、ああ、んっ、
ダメッ、腰はぁ、んあぁっ、ダメッ…ンッ」
「そんな…気持ち良さそうにして
言われてしまってもなぁ、
なんの説得力も…ないぞ?みくり」
まぁ…そうはこっちも
言ってはいるが
奥さんが腰が弱いのを知って居ながら
わざと…そうなってしまう様に
してしまっているんだからな…俺は
「んやあっ、やぅ、ん、ダメッ、って
言ってるのにぃ、杏寿郎が…っ
腰…ばっかりぃ、するからぁだよぉ~」
「ん~?そうか?そんな事ないぞ?」