第114章 今年の旦那さんの誕生日は… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「折角だしな…、奥さん。
そこのカフェでこの水槽を
ゆっくり眺めながら休憩しないか?」
大水槽のある場所の奥にある
カフェで水槽を眺めながら
休憩しないかと杏寿郎が言って来て
水槽の前の席は有料利用できるらしく
折角なのでジンベエザメを見ながら
ゆっくりしようと有料の席に
座って水槽を見てゆっくりする事にして
「折角だからさ、ビール飲んでいいよ。
今日は後は泊まるだけ…なんでしょ?
この辺りの道なら、二田と変わらないし
運転するよ?レンタカー」
そう運転をしてくれると
奥さんが申し出てくれたので
俺はこの水槽の前の特等席で
ソファに座って水槽を見上げながら
ナンドックとオニオンフライをあてにして
オリオンビールを頂いたりしている
「贅沢な……誕生日だな…。
沖縄で、オリオンビール引っかけて
ジンベエザメを見上げて過ごす誕生日は
早々過ごせそうにないもんな…」
「確かに、過ごそうと思っても
中々出来ないかもねぇ~。
ブルーシールのアイスも、サービスしようか?」
ここのカフェは奥さんの驕りらしいので
オリオンビールのお代わりも頂いて
すっかり…居心地が良すぎて
水槽の前の特等席でゆっくりし過ぎたな
大水槽の横にある
オーシャンブルーを後にして
大水槽を正面から眺めながら
反対側にあるサメ博士の部屋に向かう
ここはちょっとしたサメの資料館の様になって居て
色んなサメのサメ肌を触り比べたり
色々な種類のサメの歯を見比べたり
実際にラボの様な部屋の奥には
10種類のサメが泳いでいるので
展示されているサメ肌や歯が
どんなサメの物なのか実際に
泳いでいるサメと一緒に観ることが出来て
サメのレプリカがあって
好きな部位をスライドして引き出して
CTのような断面図を見れる物があったり
ジンベエザメの赤ちゃんの標本に
ホオジロザメの赤ちゃんの標本
(胎仔と言うらしいのだが)
メガドロンと言う古代のサメの
大きな歯のレプリカが展示されて居て
一緒にその大きな口の中で
記念撮影をする事も出来る
その部屋の奥には
ジンベエザメの水槽の一部が
トンネルの様になって居て
下から自分達の頭上を泳ぐ
ジンベエザメを見上げる事が出来る場所があって
予想以上の見上げて見る
ジンベエザメの大きさに
圧倒されてしまって
大きな口が知らぬ間に開いてしまって居た