第113章 今年の旦那さんの誕生日は 前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「奥さん…、喜んで貰てるだろうか?
ずっと、沖縄行きたいって言ってただろ?」
「うん、沖縄…、ずっと行きたいって
思ってたからさ、行くタイミング逃して
今になっちゃったけど、これて良かったなって」
「こんな事なら、コロナ云々の話に
なる前に…来ておけば良かったな」
「え~?だって、その時は沖縄か
ディズニーどっちにする?ってなって
ディズニー行っちゃったからでしょ?
ランドもシーも楽しかったけどな~」
「行きたい所…だらけだな…。
子供が産まれてからも…、
こんな風に…旅行…
家族で楽しみたいしな」
そんな話をしながら
歩いて来た方へ戻って行って
丁度いい感じにお腹もこなれて来たので
念願だったポコポコワッフルを
注文して出来上がるのを
ワクワクしながら待って
自分の手元にあるワッフルの画像を
LINEでみくりに送信しておいた
大きなサイズのプチプチの様な形の
クレープとワッフルの中間のような生地が
くるっとロール状になっていて
長めの紙コップに刺さっていて
こんもりと盛られたホイップに
イチゴとパインとマンゴーとキウイが
下の生クリームが見えない程に
モリモリになっている
かなりボリュームが満点の
ポコポコワッフルをシェアして食べて
折角歩いて腹ごなししたのに
またふたりして満腹になってしまって
ヒューイットリゾート那覇へと向かって歩く
ホテルに戻って来ると
部屋に戻って買って来た荷物を置くと
「奥さん…、ちょっと上に行かないか?」
「上?上に何かあるの?」
杏寿郎が上に行こうと言って来て
泊ってるのは12階だから
ここは13階建てなので13階に行こうと
言われて何がなんだか分からないけど
エレベーターで上に上がると
夜景が楽しめるプールとテラスがあって
「凄い素敵~、このホテルの
こんな所にプールがあったんだ~」
「ここのプールは
インフィニティプールになってるらしいぞ?
この時間には暗くて、わからないがな」
プールサイドにはバーがあって
そこでお酒を楽しんで居る人の姿もあって
座ってゆっくりと夜景が眺められる
ソファが設置されている場所で
一緒に那覇の夜景を夫婦で楽む
「湿度もあるから、
この時間でも、寒いとは思わないか…」
こっち…と腰に手を回して来て
身体を杏寿郎の方へ寄せられてしまて
ぴったりと寄り添い合う