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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第113章 今年の旦那さんの誕生日は 前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



診察開始になる9時前に行ったんだけど
既に…何人か待っている状態で

「連休…明け…だけあって、混んでるな」

「そうだね、遅くなっちゃうかも…。
飛行機の時間大丈夫そう?」

「ああ、何かあっても
大丈夫な様には…午後便にしてあるぞ」

市から貰った補助券を受付けで
検尿のコップと交換で受け取って

そのままトイレに向かって
検尿を小窓に提出して
それから血圧と体重を測定して
プリントアウトされた紙を持って

自分の名前が呼ばれるのを待合で待つ
こうして待っている間にも
次々に健診を受けに来る妊婦さんの姿があって

やっぱり…連休明け…なだけはあるな…

受付の人が今日は混んでるけど…
お産が入ってないから
先生が2人で診察をしてるから
待っている人は多いけど
時間は掛かりませんよと言っていて

私が…こうしている間にも
1番に来ていた人は診察を終えて
会計をしていたから
受付の人の言う通りなのかも…

そんな事を会計をしている人を
ぼんやりと見ながら考えていると
名前を呼ばれて
付いて来たがる杏寿郎に
そこで待つ様にと言って
内診をして貰って

その後はいつもの健診の通りに…
エコーをして貰うのを中待合で待つ

『煉獄 みくり様~、
第2診察室へどうぞ~』

ジェルでお腹をベタベタにされて
エコーのプロープをスライドさせて
お腹の中の赤ちゃんの大きさを
測定するのに必要な場所を
エコーの画面の上で医師が入力するのを見ていて

まだ体重は…元に戻ってないのに
前の健診から今回の健診までに
増える量が多いからと言って
悪阻が終わったからって食べ過ぎないでと
言われてしまったのだが…

経過自体は順調で
赤ちゃんは今は…900gぐらいらしい

今日から旅行に行くと言ったら
経過は問題ないけど…
体重だけ…気を付けてねと笑顔で
釘を刺されてしまって

次の健診が…
今から怖いなって感じてしまいつつ

『あ~、性別って、前回は言ってたっけ?
煉獄さんは、性別は言って欲しい派?
それとも、最後まで言って欲しくない?』

グリグリとエコーのプロープを
移動させて赤ちゃんの身体の辺りが
見やすい位置に…持って来ると

「教えて頂けるのであれば、
教えてもらいたい…ですが…ッ」

「あっ…!いや、スマンッ」

杏寿郎が何かに気がついたらしく
場所に不釣り合いな声を出して
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