第112章 九州に行ってきました!その3 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「怒るか?」
そう杏寿郎が尋ねて来て
ああそうだ…お泊りに来た時の
もう定番のオチに…また今回もなってる
「お湯…出しっぱなし…なの、
すっかり、忘れちゃってた…」
身体をソファから起こして
バスルームへ向かうと
その後を杏寿郎も追いかけて来て
その手にはさっきの
ハートの形をした黒い箱があるから
「このまま…、風呂…入るだろう?
せっかくの成瀬さんからの
プレゼントもあるしな…」
そう言いながら差し出して来た
その黒い箱を受け取る
「だったら、お風呂の中にこれを入れて
福岡タワーの見える夜景が映る様にして
画像撮ってお礼のLINEしないとだね。
みくりちゃんも、シャンパンの
画像送ってくれてたから撮ったら送ろうかな?」
「どうだろうな?不死川の所も、
今は…その忙しいと言うか…
お取込みと言うか…、お楽しみの
最中かも…知れないだろう?それに…
俺と、奥さんもこれから…、
お風呂でゆっくり、夜景も楽しむだろう?」
「服…」
杏寿郎の手が着ている服を脱がせて来る
「着たまま、風呂には入れないだろう?」
ーー
ーー
ーー
福岡タワーと夜景を楽しみながら
バラの形のソープフラワーの浮かんだ
湯船に一浸かると
杏寿郎の足の上に座って一緒に
バラの香りのするお風呂を楽しむ
「ジェットのスイッチ入れるか?
まぁ、スイッチを入れてしまえば
バラは、溶けて無くなってしまうがな」
「もうちょっと、このまま…がいいな。
ねぇ杏寿郎…」
「ん?何だ?奥さん…」
「九州もさ、行って無い所沢山あるでしょ?
福岡と、長崎しか行って無いじゃない。
だから、また、九州…来たいなって」
「そうだな、来れるのは、
何年後になるか…分からないが。
また、九州にも来たいな…。
明日の午後には…、二田に帰るしな。
楽しかったか?みくり」
もたもたと後ろにいる
杏寿郎の身体にもたれ掛って
下から上を見上げると
「うん…、ハウステンボスも…
行ったのは、大分前だったから、
様変わりしてて驚いたし。
ハウステンボスの夜も綺麗だったし。
それに、長崎もあちこち行って、
杏寿郎と修学旅行行った気分だったよ」
「まぁ、オリエンテーリングみたいな
コースだったけどな…。奥さんが…
俺と同じ学校だったら…とかか…。
帰ったら、帰ったで…来週からは忙しいしな」