第112章 九州に行ってきました!その3 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
ガチャの本体と同じ
ブルーとホワイトの
ツートンカラーのカプセルが
大量に入っているのが見える
1回 500円のガチャガチャは
九州の各県の名物の
フィギュアが入っているらしく
みくりが不死川に
小銭を強請っていて
その巨大なガチャガチャを回していて
福岡県は明太子
佐賀県は吉野ケ里遺跡
大分県はシンフロ
宮崎県は太陽のタマゴ
熊本県は熊本城
長崎県は軍艦島
鹿児島県は西郷隆盛像
そしてシークレットの扱いなのか
特急ゆふいんの森のフィギュアから
どれか1つが出て来るのだが
その巨大ガチャガチャだけでなく
巨大なおみくじもあって
皆でその巨大なピラミット型になった
ピンボールおみくじで運試しをした
「この福岡タワーは、
恋人の聖地に認定されておりまして。
あちらのハートの形のオブジェの下で
手を繋いでオブジェに触れると
オブジェが光る仕組みになっているので」
お写真撮りますので順番にどうぞと
月城が言って来て
そのハート型のオブジェの後ろには
ハート型の南京錠が沢山掛かっていて
「あっちで、その南京錠は
1000円で買えるらしい」
そう言ってハートの南京錠を
販売している売店を錆兎が指差して
「素敵だわ~♬ねぇ、伊黒さん、
私達も、ハートの南京錠掛けて行きましょ?」
今は不死川の所が写真を撮っているから
その間に先にハートの南京錠を買いに
伊黒と甘露寺が売店の方へ行ってしまって
「ねぇねぇ、もちろん、
みくりちゃん達も、買うわよね?
ね、ね?買うでしょ??ハートの鍵」
杏寿郎が肩を抱く様にして
こっちの身体に腕を回して来て
「ああ、色んな色があるみたいだな。
甘露寺はピンクか?俺達は赤にするか?
金色もあるが、どっちがいい?」
そうちょっと大げさな感じに
大きな声でそう言うと
今度はこっちだけに聞こえる声で
「(白浜の…旅行を思い出すな…)」
前に杏寿郎と白浜の三段壁に行った時に
恋人の聖地で同じ様に
ハートの南京錠を掛けた時の事を
丁度思い出していたので
杏寿郎も同じ事を考えていて
ちょっと嬉しいな…って思いながら
「ここの愛鍵はカラフルなんだね…」
売店で赤いハートの南京錠を購入して
後ろに自分と杏寿郎の名前を書いて
「待ってくれ…、みくり。
大事な大事な忘れ物だ」
そう忘れ物があると言って