第112章 九州に行ってきました!その3 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
もう一か所…案内をさせて欲しいと
そう月城が申し出て来て
代行運転の運転で到着したのは
そこから車で10分程の場所にある
今の時間でも営業している
博多の観光名所で
昨日泊まったパノラミックスイートから
見えていた 博多のランドマークの
福岡タワーだった
入口で800円を支払って
展望台に入場するチケットを購入すると
エレベーターで
高さ地上123メートルの
展望フロアへ約70秒で移動できる
エレベーターの上部はガラス張りになっていて
下からタワーの内部を見上げる事が出来る
今はタワーはライトアップされているが
これは昼間の明るい時間に
下から見上げても良いかもな…
最初に辿り着いたのは3つの展望エリアの
最上階に位置する123メートルの場所で
この福岡タワーにある3つの展望エリアは
月城の説明によると
それぞれに違った楽しみ方が出来るらしい
「初めて、来たな…。福岡タワー…」
そう錆兎が周囲を見ながら言っていて
地元の人あるある…だな
地元民はこう言うのは金払ってまで
上がろうとは思わないもの…だからな
全面ガラス張りで360度
パノラマで博多の夜景が楽しめる
頭上に設置されているパネルには
その場所から見られる
昼の姿がランドマークの名称と表示されていて
「ここからの夜景は、
日本の夜景100選にも
選ばれておりますので。
ゆっくり、お二人で
博多の夜景…楽しんで下さい」
そう月城に言われてびくっとしたのは
今いる場所から左側に
昨日泊まった…ヒルトン福岡シーホークの
その姿が見えて居たからで
いや…ここからあの先端の部分の窓が…
あるなって程度に見えるだけだから
ここから目を凝らした所で…とは思うが
夜景を観ているはずなのに
隣の奥さんが落ち着かない様子なのは…
俺が考えている事と同じ事を
考えているのだろうが…
「なぁ、奥さん。
折角、部屋にあんな窓があるのに…、
閉めてしまったら勿体ないだろう?」
「杏寿郎…あのっ、そのね?
夜は…、その、カーテン…
ちゃんと…閉めないと…、ダメ…だよ?」
展望台にある一角に
スカイイルミネーションと呼ばれる場所では
床に蓄光石が埋め込まれていて
足元に星が散った様になって光っていて
後ろに見える
博多の夜景と足元の蓄光石の光で
キラキラの光りの中で
写真が撮れる場所があって