第112章 九州に行ってきました!その3 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
月城さんには予め今回のこの
九州旅行で福岡の観光スポットを
案内してもらうと言う話になっていて
月城さんから何か行先の希望があるかと
この旅行はそもそもに本来なら
去年の11月に実現する予定にして
計画を…していた物ではあったので
あの博多での研修の後に相談していたのだが
俺は月城さんに希望を聞かれて
博多らしい福岡らしい場所をお願いして
恐らくに俺の希望した内容が
最初に行った太宰府天満宮に反映されていて
伊黒は甘露寺が喜びそうな
ご当地グルメが食べられる様にと
月城さんにお願いしていたらしいので
恐らくにそれがあの博多のあまおうの
和スイーツのお店であったり
門司港のご当地グルメの焼きカレーなのだろうなと
夕飯も…期待はしていいのだろうが
不死川は不死川で
あのグリッドガールの彼女が
テンション上がって喜びそうな
映える画像が撮れる場所を
月城さんにお願いしていたらしいから
先程の門司港レトロ地区も
かなり興奮しながら画像を撮っていたし
今から…向かう…北九州随一の
世界的にも非常に高い評価を得ていて
日本の美しい場所として選ばれている
藤のトンネルで有名な…
ある私営の藤園に案内をしてくれて
「こちらの藤園の方は、
昭和52年に開園しておりまして。
創始者である、樋口正男は…
小学生時代に読んだ本に感銘を受け
俺も何か、この世に生きた証を残したいと
長男と共に昭和48年からこの山の
開墾を始めまして…」
駐車場からその先に広がる藤園の敷地は
かなり広大な様に見えるが…
確か私営の藤園だと言っていたか…
「マジかァ…、何もねぇ山自分達で
削って、こんだけのモン作ったのかよォ。
やべぇな…、でも…叶ってんじゃねぇのかァ?
そのオッサンの夢、
ちゃんと形になってんじゃねぇかよォ」
「にゃあああっ!凄い凄い凄いいいっ!!
早く、早く行こう!不死川さんっ」
あの一色の藤色だけでなく
色々な色に移り変わっていく
藤の花のトンネルに
みくりが大興奮しながら
不死川を引っ張って行ってしまって
伊黒は持って来ていた一眼レフのデジカメで
藤の花と甘露寺の写真撮影を始めてしまったので
月城と錆兎の所と一緒に
順路通りに1000坪の敷地があると言う
園内を回る事にして
この藤園は秋には紅葉の名所として
楽しめる様になっているらしい