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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第112章 九州に行ってきました!その3 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



さっきまでの様子とは一変して
その横顔にはどこか物悲し気…な影が見える

「っと…、しまった…ッ」

利用する人が地上より少ないとは言えど
今日は土曜日なのだから 当然
地下送迎所を利用する人は居るので

利用する人達が…

その2人の様子を見て
引き気味に横を過ぎて行くので
とりあえずそこから動きそうにない

みくりと月城の背中を
杏寿郎と錆兎が押して
一時駐車場にある
黒のハイエースバンの車内に押し込んで置いて

とりあえず…甘露寺達と…
不死川達が到着するのを
月城さんの恋人である彼と
並んで男二人 立ち話をしながら待つ

「あの2人…、大丈夫…でしょうかね?」

ハイエースバンの方を
ちらっと錆兎が見ながらそう言うと

「まぁ、…後は
当人同士に任せるしか…ない…かと」

集合時間に指定して居たのは
9時半だったのだが
5分前に伊黒と甘露寺が…
ここの場所が分からずに
上でウロウロして居たらしく
迷いながらも時間前に到着して

その迷っていた原因が

甘露寺がお土産物売り場に
吸い込まれて行ったかららしいのだが
甘露寺らしい理由と言えば理由だなと
杏寿郎はその理由に納得してしまって

甘露寺の手にはひよこ饅頭の
絵柄の入った紙袋があって
口の端に白あんをくっつけていたので
伊黒が甘露寺にひよこ饅頭を買い与えたのだろうが

「甘露寺…口の端…に付いてるぞ…。
ほら…取れた。全く…、俺が居ないと…
甘露寺は…世話が焼けるな…。
だが…、それは…俺の役目だからな…」

蜜璃の口の端に付いていた
白あんを伊黒が指で取ると
そう蜜璃に対して言って
うんうんと納得する様に頷いていて

「あらやだっ、私ったら…恥ずかしいわ…っ、
伊黒さんに折角買って貰ったのに…、
どーーーぉしても、我慢できなかったのぉおっ」

「あっと…速水…さん、紹介しよう…」

伊黒と甘露寺が現れて
これは誰だと言う顔を
隣に居た錆兎がしていたので

伊黒とこれから来る不死川は
二田の支社ではなく
中央の本社勤務で
俺と同様に九州でのリーダー研修で
月城さんにはお世話になった事を説明した

「すいません、申し遅れました…。
私は、速水錆兎と言います…。
月城…とは交際をしておりまして。
同じ…博多の支社で働いております」

「そうか…、君が、速水か、話は、
聞いている…成瀬さんからな」

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