第111章 九州に行ってきました!その2 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「ああ。じゃあ俺は…何時も通りに、
食後のコーヒーでも淹れるか…」
部屋にはエスプレッソマシーンが
備え付けてあるからこっちは楽して
マシン任せのボタン1つで
美味いコーヒーが飲めそうだ
自分のコーヒーと奥さんのお茶を
淹れる為のお湯を電気ケトルで沸かしながら
楕円のソファのあるリビングの
大きな窓のカーテンを開く
このリビングとあっちのベッドのある方は
一枚の木製の壁の様な仕切りで
区切られているが…良く見ると
その仕切りの中央が窓の様になっていて
開閉する事が出来る事に気が付いた
あっち側のベッドの方に居ても
こっち側の窓からの景色が楽しめるのか
こっち側の景色も観れる方が良いかと
ベッドの足元にある窓のカーテンを開くと
福岡paypayドームの屋根が見えていて
その奥の建物の夜景が見えている
夜は夜で夜景も楽しめるし
明るい時間は福岡湾の景色も楽しめる
それに…気付いたが…
このベッドの位置だと
ベッドに横になって
一緒に夜景が楽しめるな
そんな事を考えていると
バスルームから悲鳴が聞こえて来て
「みくり、どうしたんだ?」
「杏寿郎…ごめん、…スイッチがね…、
あったからさ…、試しに…押しちゃったの…。
慌てて閉めたから、全部は見てないよ?
やっぱり、お風呂にさ…入る時に…
一緒に…観たいなって思ったから…」
そうみくりが何かを
こちらに謝って来て
一緒に観たいと言って居たから
ここからの夜景の事…なのだろうが
ぐいぐいと…みくりが
杏寿郎の服を引っ張って来て
「ん?どうかしたのか…、奥さん」
「杏寿郎…、あのね…、耳…貸して?」
そうほんのりと飲んでないのに
酒でも飲んだ後の様に
みくりが頬を染めながら
こっちに耳を貸して欲しいと言って来て
少しだけ自分の身体を屈めると
みくりがこっちの耳元に
自分の耳を近付けて来て
「あのね…杏寿郎…、その…、
杏寿郎が…良かったら…なんだけど…ね。
この…、素敵なバスルームで…、
してみたい…なぁ…なんて…、ダメ?」
「奥さん…でも、風呂でするのは
あんまり…って言ってなかったか?前に」
俺の記憶が確かなら
前に奥さんは風呂でするのは
あんまり好きじゃないと…言ってた気がするが
その奥さんからの
これまた珍しいお誘いがあって