第111章 九州に行ってきました!その2 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
今は旧オルト住宅は修復工事中で
中には立ち入る事が出来ないので
そのまま順路にそって園内を移動して行く
敷地の一番端に位置する場所には
旧スチイル記念学校があり
当時アメリカのダッチ・レフォームド教会の
外国伝道局長であったスティール博士の
名前に由来した校名らしい
彼の息子である
ウィリアム・ヘンリーは
18歳の若さで亡くなっており
スティール博士は
この学校を建設するにあたり
息子を祈念し建設資金を寄附したのだそうだ
リンガー住宅の方まで戻って来て
更に順路に沿って進むと
三浦環像前広場に辿り着く
これは長崎の女性の悲恋を描いたオペラ
蝶々夫人の像がある
その像のある場所の先には
自由亭と言うカフェがあって
ここは日本で初めての
西洋レストランだったらしい
そして入口に入ってから
見えていたのにここまで来ないと
辿り着く事が出来ない
グラバー園と呼ばれる場所の
メインである旧グラバー住宅が見えて来て
「このグラバー住宅が、日本で現存している
最古の洋風建築の建物であり、
日本で最初に建てられた和洋折衷建設だとも
言われている物ではあるが…」
「でも、凄い…外観からして
凝ってる建物だと思うんだけど…。
建物自体もエル字型になってるし…」
コロニアル風の大型の窓に
アーチ型のドアも可愛らしいし
要所要所の建物が
半円形になっている部分がある
建物の中の応接室や客室
温室や台所を見学する
グラバー園の園内をぐるっと回ると
大体1時間半位時間が経っていて
グラバー園の観光をした後は
歩いて程ない場所にある
中国の思想家である
孔子を祀る霊廟である
孔子廟へと向かった
孔子廟をそこそこに見学して
また路面電車でお昼を食べた
中華街に近い駅で降りて
レンタカーを置いていた駐車場まで戻る
「割と…グラバー園で
時間を取られてしまったが…。
奥さん、もう1ヶ所…、このすぐ近くにある
奥さんが好きそうな場所へ行って置かないか?」
そう言ってもう1ヶ所
今から観光しに行こうと言って来て
もう時刻は16時前…になっているが
ここからなら車で
15分程で着くらしいので
杏寿郎が言う 私が好きそうな場所へ移動する
車で15分程移動して
駐車場に辿り着くと
自然が豊かなビオトープの様な所について
その奥に…何か建物が見えていた