第110章 九州に行ってきました!その1 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
観覧車に乗って上から
イルミネーションを杏寿郎と楽しむと
とは言ってもちゃんと見てたのは
最初の方だけで…後はキス…してた様な
そんな気がするのは気のせいじゃないし
ある意味夫婦のお約束な感じがする…
その後は杏寿郎が話していた通りに
カナルクルーザーから見る
パーク内のイルミネーションを楽しむと
カナルクルーザーを降りれば
ホテルは直ぐ目の前にある
「奥さん…、もう少しだけ…
俺に付き合ってくれないか?」
ライトアップされたパーク内を
手を繋いで一緒に歩いて
広い園内を移動して向かっている先は
エッシャー展をしていた
パレスハウステンボスで
宮殿そのものもライトアップされているが
あのバロック式の庭園も
キラキラとイルミネーションで
植え込みが光っていて
昼間の異国情緒とは違って
異世界にでも迷い込んだかのように感じる
この庭園でも光と音楽のショーがあるらしく
杏寿郎がそれを観て行こうと言って来て
「ここでも、ショーやってるの?」
「と言うか、園内のあちこちでしてるぞ?」
パーク内の端にあるだけあって
この辺りの人気は少ない感じで
杏寿郎が言うにはここでの
光のショーは15分おきに開催されていて
1回のショーは8分間らしい
この辺りのイルミネーションを
歩いて見て居たら絶対ショーの
タイミングになりそうな
そんな間隔で設定されているらしくて
庭園の中央には
噴水があるから
その噴水を照らしてとか
そんな感じだと思って居たら
音楽と共にショーが始まって
想像してた感じとは違う
音に合わせて部分的に
区切られた植え込みが
点滅したり消灯したりして
庭園に模様を描く様な感じになって
点灯と消灯を繰り返すだけでなくて
その色も音楽に合わせて変わって行って
「杏寿郎ッ!想像してた感じよりも
10倍ぐらい賑やかな感じだけど、
凄いね…、これ…、綺麗…」
隣の奥さんも興奮気味にそう言って来て
8分間の音と光のショーを楽しんで
「俺が…奥さんと、一緒に
観たいと思ってたのは…あっちなんだがな」
そう言ってイルミネーションが
輝いている庭園の周囲をぐるっと
取り囲む様に配置されている
イルミネーションの光のトンネルの方で
「この光のアーチは…な、
永遠のアーチと言うらしいぞ?」
「永遠の…なら、エターナルじゃん」