第110章 九州に行ってきました!その1 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「甘露寺は、今の仕事に就く為の
専門学校へ行くか、美大に行くかで
進路をどうするか、悩んでたからな」
杏寿郎の質問に対して
蜜璃の代りに伊黒が答えて来て
「でも、結局、美術系じゃなくって
美容系の方を選んじゃったんだけどね?」
昼食を済ませると
アムステルダムシティから
パレスハウステンボスまでは
広い園内を周回しているバスに乗車して
楽々広いハウステンボスの園内を移動する
「それでね、その後は、
あの展望台に上ってね。上から
ハウステンボスを眺めるでしょ?
それから、
カナルクルーザーにも乗りたいなって」
夜には夜で昼間とは違う景色を
楽しめるから夜も展望台と
カナルクルーザーに乗りたいと
みくりがそう言って来て
ここを見た後の予定も
みくりの中で決まってる様で
パレスハウステンボスの前で
写真を撮影したり
その宮殿の前には
整えられたバロック式の庭園が広がっている
「この辺りは、
パークの端だから静かだし。
ここだけ見てれば、
長崎と言う事を忘れそうだな」
「そうだね、オランダ旅行にでも来た気分?」
このお庭と宮殿であっちの2組の
カップルも写真撮影が忙しそうだったから
宮殿の裏側のお庭の方で待っていると
こっち側の庭園を見て
こっちでもって写真を撮影し始めたので
近くにあったベンチに腰を降ろして
それが終わるのを休憩しながら待って
宮殿の中にある美術館へと進む
宮殿の中にはアンティークのピアノが
展示されて居たり
宮殿らしい内装になっている部屋があったり
その先にはドーム型の天井に壁画が
画かれている場所があって
本当に海外旅行に来た様な気分になる
「凄いな…、この壁画は4年の
歳月を掛けて、40人の
アーティストが手掛けて、
描かれた物らしいぞ」
そう杏寿郎がパネルに書かれている
この反戦と平和と言う壁画の
エピソードについて書かれている
パネルを読み上げてくれて
しばらくの間その繊細な壁画を
6人で見上げていた
その先にある美術館のエッシャー展も楽しんで
パレスハウステンボスを後にして
展望台のあるドムトールンを
目指しながら途中にあった
ポルセレインミュージアムで
キラキラの陶磁器の間を見学したりして
確かに広い園内のアトラクションを
全部体験して隅々まで楽しもうと思ったら
2日ぐらいあっても良いのかも知れない