第110章 九州に行ってきました!その1 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
そのワゴンの所に3人で
向かって行って今は
男3人で女性陣が戻るのを待ってるんだが
「良かったな、不死川」
「ああ、悪いな…。伊黒。煉獄。
うちのに、甘露寺や…みくりも
付き合わせちまってよォ。
ずっとコロナあったりしてよ、
旅行らしい旅行ってしてなかったかんなァ」
「そうだな、新幹線で旅行するのは
随分と久しぶりだしな。いつもは…
割と、近場で済ませてるからな旅行は」
杏寿郎がそう言うと
伊黒と不死川が不思議そうな顔をしていて
「お前等んとこ、割とあっちこっち
行ってんじゃねぇかよ。
浜名湖や、和歌山の画像送って来てたろ?」
「京都の伊根の舟屋も行ってただろ?」
「いや、それは…だな…その…、
まだ、ハッキリとは言ってないんだが
来月は…俺の誕生日だし結婚記念日だからな。
飛行機の旅行…するつもりにはしてるんだがな」
「結婚式の貯金…、しなくていいから
気楽なもんかァ?お前んとこはよォ」
結婚式の費用としてふたりで
貯金してた分には手は着けてない
結婚式自体は…仕事でしたから
「家も、成瀬さんがくれるんだろ?」
「いや、流石に家は…、貰う訳には…」
「諦めろォ、あん人は…諦めねぇしよォ」
「見て見てぇ~、不死川さん
どう?これ?似合ってる?可愛い?」
そう言ってみくりが
ミッフィーちゃんが乗った
カチューシャを似合うかと
不死川に尋ねて来て
小柄で小顔でクリクリとした
ブラウンの大きな瞳で
ふわふわのボブのウェーブヘアーに
童顔な顔つきをしているから
不死川の彼女も…年齢よりは下に見られるな
「何だ、そりゃ。お前。
頭に、うさぎぃ、乗ってんぞォ?」
「ミッフィーちゃんだよ、ミッフィーちゃん」
いや…頭にミッフィーちゃんを
乗せていても違和感がなくて
可愛らしく見えるのは
不死川の彼女だからかも知れないが
「みくりちゃん、とぉっても、可愛らしいわ。
私は、こっちにしたんだけど、どうかしら?
おかしくないかな?伊黒さん…」
そうもじもじとしながら
うさぎ耳のついた花冠姿の蜜璃が
伊黒に向かって声を掛けて来て
蜜璃の髪の色とうさぎ耳お内側の
ピンク色がマッチしていて
うさぎ耳の花冠は
甘露寺には似合っていたのだが
「撮らせてくれ、甘露寺。似合ってる、
まるで甘露寺の為に、用意されていた様だな」