第110章 九州に行ってきました！その１　お相手：煉獄杏寿郎現パロ

「じゃあ、伊黒さんは
明日は別府温泉で…蜜璃ちゃんの
湯上り浴衣姿かぁ～いいなぁ～」

ぷぅとみくりがそれを
本気で羨んでいるらしく
自分の頬を膨らませていて

「お前等は…、明日は長崎に泊まるのか？」

「いや、…明日は…。
福岡に泊まるつもりだがな…」

伊黒が杏寿郎に明日の宿泊先は
長崎なのかと質問して来て
杏寿郎は福岡に泊ると言っていて

杏寿郎の事だから福岡の
いいホテル予約してくれてるんだろうなぁって

そんな話をしている内に
２時間近く時間が経って居た様で
６人を乗せたバスはハウステンボスに到着して

ウエルカムゲートの所で
大きなキャリーバックは預かって貰えて
手ぶらで回れるだけでなく
今日の宿泊先のホテルに
荷物をサービスで届けてくれるらしくて
持っていたキャリーバックを預けて

ハウステンボスの中に入ると
風車が並ぶフラワーロードが見えて来て

早速女性陣による
風車を背景にした
撮影会が始まっているのだが

「それにしても、日本一…の面積の
テーマパークだけあって、かなり広大だな」

風車の写真を沢山撮影して
満足したのか女性陣達は
その先のエリアに進んでいて

その先が大いなる誤算のエリアだったのだが

その外国の街並みの様な可愛らしい
建物が並んでいるアトラクションタウンこそが
イースターイベントのメインの会場で

「きゃあああぁっ！なにこれなにこれっ」

「やぁああん、凄いわ、素敵ね。
お花がいっぱいで、可愛らしいわ」

キャーキャー言いながら
みくりと蜜璃が大興奮であっちこちと
写真を撮りまくりながら移動していて

広場のメインになる中央の噴水には
大きなサイズのバラで飾り立てられていて
大きなサイズの花のモニュメントや
造花で出来たツリーが立っていて

自分達が花の国にでも
迷い込んだかのようだ

大きなサイズのカラフルなペイントの
イースターエッグもその広場の
あちこちに設置してあって

「凄いね、杏寿郎。
お花も玉子も大きいサイズだから、
自分達が小さくなったみたい…」

「あれっ、あれを皆で着けたい！」

みくりが歩いている人を指差して
ワゴン販売されている
イースターを楽しむための
うさぎの耳のカチューシャや
チューリップを模した花冠
ミッフィーちゃんがイースター仕様に
なっているカチューシャを皆でしようと言って来て