第110章 九州に行ってきました!その1 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
そう言ってそのイースターの
飾りつけのされているエリアで
伊黒が甘露寺の撮影会を始めてしまったので
と言うか…伊黒…ちゃんとした
本格的な一眼レフの
デジカメ持って来てたんだな
不死川の所は不死川の所で
不死川の彼女が不死川に
うさぎ耳のカチューシャを付けさせようと
じゃれ合ってるから
あっちもこっちも楽しそうだから良いが
うちの奥さんは…
なんで戻って来ないんだ?
「杏寿郎~ぉ…」
何故か後ろから声が聞こえて
どんなルートを通って戻って来たのかと
杏寿郎が驚きながらも振り返ると
カラフルなチューリップの花冠を
頭にかぶったみくりが居て
「大丈夫コレ?撃ち殺されない?」
「いや、その辺に歩いてる女性は
皆、耳か花冠付いてるから大丈夫だろうが…」
「他にも、あったんだよ?花冠。
もっとお花の小さいさりげないのとか…さ」
こっちと奥さんが俺の袖を引いて
見て見てと花冠を売ってる
ワゴンの方へ誘導して行って
花冠に抵抗がある人の為にも
1輪だけのヘアピンやシュシュもある様だ
花冠もみくりが被っている
カラフルなチューリップの物や
小さな花ばかりのさりげないもの
色もカラフルなのや同系色のがあって
「チューリップ終わっちゃってるのに
チューリップじゃない方がいいかなって」
そう言って被っていたのをワゴンに戻して
どうやらイメージを見る為の見本だったらしい
「選んでくれる?」
「そうだな…、こっちはどうだ…。
奥さんはふんわりとした
優しいイメージの印象だからな…」
これが似合いそうだと
そんなに主張をし過ぎない感じの
淡いミックスカラーの花冠の見本を
杏寿郎がその手にすると頭に被せてくれて
「どうだ?こっちの方が良いか?」
そう言って赤とピンクのバラの
ミックスになった存在感のある方を
今頭に乗せている方と交換して来て
「こっちも…可愛いけど…」
次々に頭に花冠を乗せられて
結局ミルキーカラーの淡い色合いの
サイズも中間の花のマルチフラワーの
花冠をワゴンで購入して
杏寿郎に頭の上に乗せて貰って
それからしばしの間3人で
そのイースターのエリアでの
撮影会を楽しんでいるのを待って
このアトラクションエリアに
アトラクションは集中してるらしいので
先月にリニューアルオープンした
ホライゾンアドベンチャーに向う