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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第108章 やっぱり花より団子ですか?後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



四角いと言う言葉が似あう
黄色いボディに黒のドットの魚に

みくりが釘付けになっていて

「見て、見てぇ!可愛い、可愛いよ」

「ああ、そうだな。可愛い可愛い」

興奮気味に食い入る様にして
その黄色い四角い魚を見ている
みくりに対して杏寿郎が
気のない返事を返して

「可愛いねぇ~、ミナミハコフグ…。
色が毒々しくて、四角くて可愛い。
ああ、この派手な身体の色…してるでしょ?
この身体の色は、天敵の魚から
目の位置を分かりにくく
するためにあるんだってさ。
今はこんな色してるけど、大人になると
もっと地味ぃ色になるんだよ」

そうみくりが隣にある
説明書きの説明文にない
ミナミハコフグの説明をして来て

”いろにふれる”のエリアの次にある
”わざにふれる”のエリアへと進んで行く

そのエリアにある
水槽にみくりが吸い込まれて行って

「杏寿郎、ハリセンボンが居るよ
こっちのが、普通のハリセンボンで
こっちのが、ヒトヅラハリセンボン」

ウマズラハギとか要るから
顔が人みたいな顔をした
ハリセンボンが居るのかと
みくりが見ている水槽を見るも
どう見ても普通のハリセンボンの顔をしてる

「普通の顔…だな…、ヒトヅラハリセンボン」

「杏寿郎。人の顔に見えるのは、
ヒトヅラハリセンボンの背中の模様だよ?
普通のハリセンボンとヒトヅラハリセンボンの
見分け方はね、この身体の黒い模様が
白く縁取りされてるのが、ヒトヅラね」

そう言われて背中の模様に注目すると

「あそことあそこが目で、
鼻で口で、髪の毛…って事か?」

「ハリセンボンのハリは、千本ないのは
見た目から見ても分るけどさ。
大体、個体差はあるんだけど
ハリの数は300本前後なんだよ。
あの身体のハリは、変化した鱗なんだよ」

わざにふれる…と言うエリアだけあって
砂の中に身を隠すヒラメの姿や

身体に海藻を貼り付けて擬態する
モクズショイと言うカニや

雄と雌がペアで狩りをするらしい
珍しい派手な柄をしたフリソデエビと言う
ちょっと変わったエビも展示されて居て

「フリソデエビは、ヒトデ食べるんだってさ。
こんなちっちゃいエビだけど、夫婦で
30センチほどのオニヒトデを
襲って食べちゃうこともあるんだってさ」

「夫婦で協力して、この
エビがヒトデを襲うのか?」

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