第108章 やっぱり花より団子ですか?後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
途中でコンビニに寄って
ニフレルのある万博記念公園の
お向かいにある
ららぽーとEXPOCITYの駐車場には
ニフレルの営業時間のちょっと前に
到着する事が出来て
ららぽーとの駐車場から
万博記念公園から見えている
太陽の塔を眺めつつ
日本一の高さである
真っ白な色をした巨大観覧車
オオサカホイールのお隣にある
特徴的なデザインの真っ白な建物を目指す
ニフレルの建物の前に着いた時には
営業時間の9時半を少し過ぎていたから
既に並んでいたお客さんは
建物の中に入った後だった様で
杏寿郎がwebチケットを取ってくれてたので
引き換え無しで スマートフォンの
QRコードを入口でスキャンして入場した
「ニフレル来るの…久しぶり…かも…」
「そうだな、まだ…付き合ってすぐ位の
初々しい頃…だったもんな、ここに来たのも」
そう 前に杏寿郎とデートで
ニフレルに来た時は
交際を開始して2ヶ月…が過ぎた頃の事で
今が2023年だから
かれこれ4年ほど前の話になる
白を基調とした 外観をして居るが
海遊館が展示をプロデュースしている
ニフレルの館内も基調にしているのは白だ
通路があって その両サイドにある
水槽を薄暗い館内で眺めると言う
水族館の展示の形ではなく
白い空間の中に クリアな
様々な形の水槽が独立して置かれていて
その生き物の本来の色を白の中に
浮かび上がらせるような
そんな展示がされてい居るのが特徴だ
入口から 入ってすぐのエリアは
”いろにふれる”のエリアになって居て
緩やかにエリアの色が変化する中で
そのエリアに点在する様に配置されている
円柱状の 大小さまざまな柱の様に伸びた
ライトの下に 柱を切り抜いた様な形の
13基の円形の水槽が並んでいる
水族館ではお馴染みの
人気者であるニモと呼ばれている
カクレクマノミは
ザ・熱帯魚の代名詞であるナンヨウハギ
鮮やかなブルーの色彩が一際目を引く
ルリスズメダイや
真っ赤な色をした
縞々模様のエビの
アカシマシラヒゲエビや
同じくして真っ赤な色をした
ドット柄のエビである
シロボシアカモエビ
赤や黄色や青に…
身体が半分で綺麗に
ツートンカラーになっている
バイカラードッティーバックや
奥さんがさっきから
ある水槽の前で可愛い可愛いと
騒ぎながら張り付いて見ている