• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第106章 夫婦のホワイトデーは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



伊根には伊根の舟屋を伊根湾から
楽しめる遊覧船と個人のグループ向けに
船頭さんが船の操縦とガイドをしてくれる
海上タクシーとがある様で

杏寿郎が予約をしてくれていたらしく

9時に出発して
元漁師さんのご主人の案内で
伊根湾の小さな船の旅に出発したのだが

今日は20日で平日だけど
小型の船は貸し切り状態で

「杏寿郎が、貸し切りにしてくれたの?」

「いや、2名から運行してくれるって
話だったからな…、たまたまじゃないか?」

旧芝居小屋の建物が見えて
伊根の人達の唯一の娯楽が
この芝居小屋での芝居だった様で

大きな遊覧船では近付く事が出来ない
舟屋のすぐ近くまで行くことが出来て
昨日泊まった舟屋の名前を
船頭であるご主人に伝えると
海側から船で
泊まった舟屋の前まで行ってくれたので

その外観を海側から
自分のスマートフォンで撮影したりした

伊根の舟屋群は平成17年に
重要伝統的建造物群保存地区に
指定されているらしく
舟屋の建物だけでなく
一帯の山も含めて指定されているのだそうだ

その後は映画 男はつらいよの
舞台となった舟屋の案内を受けて

ハマチや鰤 カンパチ 真鯛の
養殖をしている生け簀になっている辺りにも
海側から案内を受ける

特に鰤は有名で

「日本三大ぶり漁場」として
氷見・五島列島に並んで
この伊根の鰤も名声を誇っているのだそうだ

どうりで食堂でも
伊根の鰤を使ったメニューが多い訳だ

鰤と言えば寒ブリと言って
冬の魚のイメージが強いが
養殖物は通年流通しているし

鰤の流通量が一番市場で覆いのは
3月から4月の今の時期だ

また ここの海では
まぐろも養殖されているらしく

値段の安い夏に日本海から曳航生簀で移送し
高値になる冬まで鯖で肥育して
出荷するという方法で
「伊根まぐろ」として
ブランド化されているのだそうだ


そんな伊根の舟屋とこの辺りの歴史
それから豊かな
伊根湾の恵みのガイドを受けて

海上タクシーに乗り込んだ時に
小袋になっているかっぱえびせんを
1人1袋受け取ったのだが

海上タクシーはおやつ付きなのかと
そう思って受け取ったのだが
そのかっぱえびせんを出す様に言われて

船の周囲にカモメが沢山
集まって来るのが見えて

もう船がこの場所に来たら
エサを貰えるのだと
カモメの方も分っている様で


/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp