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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第105章 夫婦のホワイトデーは… 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



「杏寿郎…、お湯張り…は?」

自分の旦那さんからのキスを
拒む理由なんて存在する訳はないので
受け入れるしか選択肢は無いのに

せめてもの抵抗の様に
お湯張りはしなくていいのかと尋ねると

「お湯張り…か、後でな…。
それよりも…、身体が冷えてしまいそうだな。
中、入るか…?みくり」

身体が冷えるから中にと言うよりは
声が出てしまうかも知れないから
中に入りたいか…って言う意味の
質問にしか聞こえないのは…

そうこっちに問いかけて来る
杏寿郎のその表情の所為だし
お湯張りは後での後で…は…

その… このまま 一回してから…って

意味の 後…でいいでしかなくて

「それとも、奥さんは…まだ
ここからの景色を楽しみたいか?」

そうこっちの耳元で吐息混じりに尋ねて来る
杏寿郎の言葉には ならこのまま
ここでそうするかって意味でしか無いから

ギュウウウと杏寿郎の胸元に
自分の顔を押し付けながら

「あっち…がいい、あっち…、行きたい…」

「あっち、いきたい…んだな?いいぞ」

ガバッと押し付けていた顔を
何かに気が付いたのか
みくりが凄い勢いで上げて
こっちの顔を確認して
違うよそうじゃないよって言いたそうな
顔をしているが…
みくりがそう言う意味で
あっちに行きたいと言ったんじゃない事位は
俺だって重々に承知はしている

ただ 俺がそう都合よく
彼女の言葉を自分に良い様に解釈をして
俺にそう言われて 意地悪されるのも
ある意味俺と奥さんの中では
いつも通りの事だしな…

それに…今夜の俺は… 

些細な嫉妬の所為で
ちょっとばっかり 意地悪だろうしな

そのまま みくりの身体を抱き上げて

テラスから中の畳の小あがりの上に
痛い程でもないが そっとでもなく
みくりの身体を降ろすと

上から下に居る みくりを見下ろす

「みくり、
さっきの続き…するだろう?」

そう言いながらグイっと
閉じていたみくりの両足の間に
自分の足を割り込ませる
びくっと下に居るみくりの身体が跳ねて

「杏寿郎…、待っ…てッ…、んんぅ゛」

それ以上の言葉を紡がせない様に
自分の唇でそのまま塞いで
これ以上足を侵入させない様に
自分の足を閉じたがる彼女の
膝の辺りに手を伸ばしてよしよしと撫でる


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