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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第105章 夫婦のホワイトデーは… 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



そのガラス戸の先は
海を見れるだけじゃないと
嬉しそうな顔をして杏寿郎が言って来て

「え?あそこから特等席で
海を2人占めして見れるだけじゃないの?」

「確かにあそこに置いてある、
テーブルセットで寛ぎながら
ビールでも飲んだら最高だろうがな?」

そんな話をしていると
成瀬さんからLINEが届いて
みくりがLINEを確認すると

「杏寿郎…、冷蔵庫の中に
成瀬さんから差し入れあるってさ」

「冷蔵庫にか?見てみるか…」

リビングの置かれている
備え付けの冷蔵庫を杏寿郎が開けると
その中には
食のみやこで製造されている
おつまみのチーズと練り物と
クラフトビールが冷えていて
一緒にノンアルコールのビールのあったから
これを奥さんと一緒に楽しめと言う事らしいが

「これをあそこで飲みなさいって事かな」

「夜は、真っ暗になりそうだがな…。
っと、忘れる所だったな。
ちょっと暗くなりきる前に、出てみるか」

そう言って小あがりの奥にある
ガラス戸の向こうに杏寿郎が
行ってしまったのでその後を追いかけると

左右は隣の舟屋から見えない様に
木製の壁が左右には立てて合って

陶器製の湯船が置かれていて
その横には洗い場もあるから

「海に近い、露天風呂なの?凄いね」

「それも只の露天風呂じゃないぞ?
天然の温泉だからな、ここ等辺の
舟屋の風呂は温泉らしいぞ?」

普通のホテルとか旅館なら
自分達の部屋に露天風呂があるだけでも
お値段が結構上がっちゃうし
その上その露天風呂が天然温泉なんて…
自分達だけの1棟貸し切りだし

「凄いね、素敵ぃ~。
海の見える温泉の露天風呂…なんだ」

「部屋も二階建てだから、広々としてるしな。
グランピングテントもいいが、
1棟貸し切りはまた違う趣があっていいな。
夕飯の時間を気にしなくていいなら、
今からこの風呂に浸かって、
ビールを飲みたい所なんだがなぁ…」

「そう言えば…夕食って…」

「夕食はな、指定されてる
食事を提供してくれる店から選ぶ感じなんだ。
舟屋の中には、自分達の所で
調理をして食事を提供してくれる
舟屋も、有るにはあるんだがな。
ちょっと離れてるから、
そこまでは、送迎してくれるらしいけどな」

「ええっ、そうなの?
こんな素敵なスペースあるのに?
ここで、ご飯食べれないなんて、勿体ないね」

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