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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第105章 夫婦のホワイトデーは… 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



「上手く行く…と思ってるんだろう?」

「まぁ、こうさ、あの2人にはさ
色々とね?回り道とかあったけどもさ。
そんな風にさ、また、運命がさ
繋がるんだったらさ…。
ちょっと、すれ違ったりしてもね。
私は、良いと思うんだけどね」

結果オーライだから
収まるべき鞘に最終的に
収まるならそれでいいと
みくりが言って来て

思い返してみれば
俺とみくりの運命も大学時代は
かなりすれ違ってたからな
お互いに付き合ってた相手が居たりしたし
恋人同士になるまでの紆余曲折は多かったしな

人は移ろい迷うものだろうが…
ゴールがここなら…ば
俺の人生も満更でもないし
上々だと言っても良さそうだ
これから先の未来は保証されてるからな

「楽しみだな…」

「うん、楽しみ、舟屋をね
お宿にね、するリフォームのね。
内装の案の絵も何枚か、
成瀬さんに言われててさ。
あの後に、数枚送ってるんだよねぇ~」

普段絵を描いてる所を見ないから
こっちも忘れがちだが
みくりはうちの部署の上司が
コンテ担当の主任にしたいと
考えてる位にはそっちの才能があるんだったな

自分が内装のデザインの原案を
成瀬さんに提出してるんだと
みくりが言っていたから
今回のこの伊根の舟屋の宿泊の話も
成瀬さんからのその原案へのお礼と
敵情視察??も兼ねて…のプレゼントなのかもな

「でも、杏寿郎は良かったの?
その、成瀬さんが伊根に泊まりなって
言ったんだよね?それを素直に
伊根に泊まる事にしたんでしょ?」

「前にその伊根の舟屋が素敵だって、
行ってみたいなって言ってただろ?
伊根の舟屋は人気だからな…、
どこの舟屋も、1日1組限定になるしな」

「でもさ、舟屋ってさ…本来は
住居じゃないんだよねぇ~。
要するに、ガレージだよね?正しくは。
船を1階に置いといて、
2階は、網とか干したりする場所だよね?」

舟屋の本来の使い方について
みくりが杏寿郎に話をして来て

「舟屋は本来は、漁に使う木製の船を、
雨風や虫から守る為に
海から船を引き上げて、船底を
乾かすための場所だからな」

「やっぱり、ガレージじゃん船の。
農機具倉庫の船バージョンでしょ?」

「泊まりたいか?農機具倉庫」

「え?めっちゃ…嫌…だな、それは」

舟屋の宿の最大限の魅力は
その徒歩0分の海の近さだ
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