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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第105章 夫婦のホワイトデーは… 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



「え?売ってるの?小さい貝殻」

杏寿郎が壁に貼ってある
売店にて販売中と書かれた
手書きのポスターを指差して来て

「売ってるみたいだぞ?微小貝」

「欲しいっ!小さい貝殻、買う、買いたい」

俺からすればそんな使い道らしい
使い道なんて無い様な気がするが
みくりは微小貝を買うつもりの様で

その先の展示も見てから
売店に行こうと言って来て
世界のあちこちに存在している
世界の鳴き砂の展示してあったり
日本の各地の鳴き砂の展示を見たり

エジプトのクフ王のピラミッドから
出土したらしい鳴き砂が展示されて居たり

琴引浜に漂着してくる
様々なゴミが展示されていたり

微小貝や海浜植物を
顕微鏡で観察したりできるコーナーがあり

その先に売店があって
売店では貝殻のアート作品や
鳴き砂が売ってたりして
小さな瓶に微小貝が数個入っている
ストラップがあって
みくりがその中の貝殻の組み合わせで
どれにするか選んでいる様だった

「みくり、これ…どうだ?
家で、貝殻探しができるぞ」

そう言って杏寿郎が
手に持っていた何かを
みくりの手に乗せて来て
自分の手の上に乗せられたソレを見ると

ビニールの袋の中に
小さな小瓶と袋詰めにされた
砂が入っていて
この砂の中から微小貝を探して
瓶の中に入れるって事らしい

「この砂の中から、貝殻探して
この瓶の中に入れるって事?」

「あれみたいなもんじゃないのか?
砂の塊みたいなのを掘って、
お宝さがしするやつ、あるだろ?」

○○発掘とかそんなのの事を
杏寿郎は言っているんだろうけど

自分の手の上にある
微小貝探しセットをじっと見て

「でも確かに、貝殻が詰め合わせに
なってるのから、選ぶよりも。
こっちの方が、どんなのが
入ってるか分からない分…。
お楽しみ要素って言うか、楽しそうかもね」

微小貝探しセットを
幾つか買って行くとみくりが言って
セットを3つその手に持って
レジに会計をしに行こうとして

「杏寿郎は、何か居る?」

ついでに買ってこようかと
みくりがこっちに声を掛けて来るが
生憎俺は 貝殻には興味がないからな

「いや、俺はいいぞ。…大丈夫だ」

みくりが貝殻探しセットを買って
こっちに戻って来て

「ありがとうね、杏寿郎」

礼をこちらに言って来る


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