第105章 夫婦のホワイトデーは… 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
農業公園を利用した広大な道の駅である
食のみやこに行った事が
杏寿郎がこの話を私にして来ている
きっかけ…なのだとすれば…
中条市に今存在している
広大な土地があって
成瀬さんが誠意的に
開発を進めているある場所…こそが
成瀬さんが中条道の駅にしようと
計画してる場所だって事…だよね?
「ねぇ、もしかしても
もしかもしなくてもだけどさ…。
成瀬さんが、中条市の道の駅に
しようと計画してるのってさ…。
ネモフィラパークの所の話?」
ネモフィラパークには
大きなローラー滑り台があるし
ネット式の高所アスレチックもある
地元のアンテナショップと
地元の食材を楽しめるレストランも出来ている
あの辺りの一帯の土地は
過去に中条市がリゾート施設を
作る計画をしていた場所だし
「ああ、その為に君から
新しいアイデアも頂戴したと言ってたぞ?」
「え?何か…そんな事言ったっけ?」
杏寿郎が砂浜を歩いていた足を
ぴたっと止めると
こちらを見て首を傾げていて
「奥さんが言ったんだろ?
木の上と水の上に泊まってみたいって」
「それは、ツリーハウスに
泊まってみたいなぁって言うのと、
やっぱりさ、モルディブみたいなさ
水上コテージに憧れるって話を
成瀬さんにしただけだよ?」
「だから、作ってるらしいぞ?
後、某有名ユーチューバー監修の
有料のアスレチックを
ネモフィラパークの隣に
建設する計画もしてるらしぞ?」
中条市のネモフィラパークの敷地に
新しいグランピング施設と
アスレチックを作る計画をしている様で
「でも、施設を増やすんだったら
飲食店も増やさないとダメじゃない?」
「デイキャンプオンリーの
ウッドデッキバーベキューの
エリアも増設してるらしいぞ?」
成瀬さんは元々
グランピングをメインに
事業経営して来てるから
そのノウハウを生かした
デイキャンプ専用のエリアを
あのネモフィラパークの中に作っているらしい
中条マルシェをそこに隣接させて
買った食材をその場で
バーベキューで頂く事が出来るらしい
他にも芝滑りやジップライン
山の中のコースを
バギーで走ったりも出来る様になるらしく
山の中のリゾート地らしさ…が
更に増す様な感じになるらしい
「中条市が…面白くなるよとは、
何時も成瀬さんは、
口癖みたいにして言ってるけどね」