第104章 夫婦のホワイトデーは… 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
キスで口を塞がれたままで
奥を突きあげられるままになって
声にならない声をくぐもらせるだけになる
「んぅ、ん、ぅ゛、んんーーん゛ッ」
「……みくりッ…、いいか?」
キスの合間にそう杏寿郎が尋ねて来て
その先を想像して
自分の身体の方が期待をして
ギュウギュウと杏寿郎を既に
締め付けて締め上げてしまっているから
「んっ、んぅ…はぁ、んあぁあああっ」
ズチュンッ…ズンッズンッっと
身体を揺すぶられる度に
自分の両胸がたわみながら揺れて
抽送のリズムに喘ぎと共に重なる
「ふあぁあんっ、んっ、あぁんっ
来て?杏寿郎…ぅ、あぁんっ」
ズチュンッズパンッズパンッ…
お互いの肌と肌とがぶつかり合う音が
ドームテントの中に響いて
イってもイって…もまたイってしまっていて
「…みくりッ、…みくり」
「んあぁあっ、はぁ、んんっ、
ああぁあっ、あ、ぅあぁあああ゛んッ」
終わらない絶頂の連続に
頭の中が真っ白になってしまっていて
何度目かも知れない絶頂の後に
ドクドク…っと
薄い隔たりの向こうで
杏寿郎が自分の絶頂の証を
吐き出しているのを感じて
ズルッと…中から
杏寿郎のペニスが抜き去られて
そのままボスッと杏寿郎が
私の隣に倒れ込む様にしてベッドに横になると
「…杏寿郎???」
いつもだったら…終わった後…
そのまま繋がったままで
大概寝落ちしてしまう…パターンなのに
すぅ…と寝息が聞こえて来たので
寝落ち…したのはした…みたいだけど…
お腹…に体重掛けるのは
流石にもう…しない方が良いって言う
杏寿郎なりの…遠慮と言うか…
気を遣った結果の行動…の様で…
寝ちゃう…んだったら…
ゴム…の処理…してから…と
いつも思う…んだけど…
終わった後…はあっちは全てを
使い果たした感になるけど
こっちは元気…なものだから…
後処理…して置いて…あげようかな…
ゴムの…
ベッドサイドに置いてあった
ティッシュを数枚自分の手に取ると
すっかり…可愛らしい感じになっている
杏寿郎のペニスから中身が
零れない様にしてゴムを外して
彼の方はティッシュで押さえて置いて
外した方のゴムの中身を液溜めに
集める様に軽く扱くと口を縛って
新しく引き抜いたティッシュに包むと
それをゴミ箱に捨てて
彼の方も綺麗にティッシュで拭き取る