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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第104章 夫婦のホワイトデーは… 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



海のない中条市に海を作る
確かにみくりの言葉の通りに
成瀬さんなら中条市に
海を作ってしまうかも知れない

「悪くないかもな…、それも」

「え?杏寿郎、何か言った?」

「いや、成瀬さんがする
破天荒な事の手伝いも悪くなさそうだなと。
そんな事を、考えていただけの話だがな」

あはははとみくりが笑って

「でも、その破天荒な事を、
成功させちゃうのが、成瀬さんなんだってば。
でも、良いかもね。こんな
夜の海のデートも素敵じゃない?」

「そうだな、中々。
こんな、デートも悪くないと思うぞ」

杏寿郎との夜の
砂浜のデートを楽しんで
専用のスペースで花火をして

「夏しかダメなイメージあるが。
花火はいつでもいいもんだな」

線香花火に杏寿郎が火をつけて
静かに燃える線香花火の火を楽しむ

「うん、線香花火…。いいね。綺麗」

「これだけ全国各地に、
グランピング場が乱立してる時代だからな。
それぞれの、特徴を上手く出して行って
選ばれるグランピング場を作れないと
ここまでにはならないだろうからな」

「成瀬さんに聞いたんだけどさ…、
成瀬さんにね、私が中学生の頃に
みんなでキャンプに行こうよって
そんな話になったんだけどさ……」

そうみくりが自分が
中学時代の話をして来て

その時にみくりが
キャンプは寝袋で寝るのが嫌だし
マット敷いてても 体痛いし
寝にくいし虫に噛まれるし
テントの中が蒸し風呂みたいだからヤダと
言う感じに断られたらしく

当時の成瀬さんは
キャンプを嫌がる
みくりみたいなタイプの人でも
キャンプを楽しめないかって
辿り着いたのがグランピングだったらしく

それまで日本にあまり
定着されて無かった
グランピングを身近にかつ
多様に楽しめる様にした…と言う訳で

成瀬さん=グランピング

と言う方程式が出来上がった事の
きっかけになったのも
みくりだったと言う訳で

そして このコロナの影響で
倒産する企業も多い中で
今の独立した確固たる地位を…
手に入れることになったのだから

「まぁ、成瀬さんが、
君を中条市に引き戻したいと
思うのも、その辺りもあるかもな?」

花火をし終えると
水と花火の沢山入ったバケツは
片付けをあちらで
して下さると言う事だったので
持っていたバケツを預けた


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