第104章 夫婦のホワイトデーは… 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
やっぱり…これ…お誘い…だよね
ちらっと下から
杏寿郎の顔をじっと見て
確認をするべく
その表情を読み取ろうとしていると
「…そんな顔して、見つめられると…
おやすみなさいじゃ済まないぞ?」
「やっ、違っ…。
そう言う…、意味じゃないくてッ…」
歯に触れていた指が
口の中に入って来て
その指の腹が舌先に触れて来る
「…んぅ、…ふ…ん゛んッ…っ」
杏寿郎の指が 口の中にあるから
口を閉じる事ができずに
くぐもらせた声を漏らしてしまって居て
「みくり」
杏寿郎が耳元で名前を囁き掛ける様に
名前を熱のこもった声で読んで来て
スル…っと杏寿郎の手が
腰を支える様にして滑り込んで来る
ナデナデと仙骨の辺りを撫でられて
耳の縁を杏寿郎の舌がなぞって来て
口の中に挿れていた指で
舌を撫でながら
ぐいぐいと押して来て
2本目の指を杏寿郎が口の中に挿れて来て
下の歯を指で押して下げて来て
口を開かせて来て
ちゅう…と 首筋にキスをされて
舌を首筋に這わされる
「んっ…、はぁ、あ、ンッ…、杏寿郎」
「キス…、するか?みくり」
「指…、じゃ…、なくて…ッ」
「こっちがいい?」
口の中に入れていた指を抜くと
杏寿郎がみくりの手を
自分の口元に持って行って
ちぅ…と 指先にキスをすると
こっちの指に自分の唇を触らせて来る
「ねぇ、杏寿郎。
…してくれ…、ないの…?キス…」
「するのは…してもいいが…、
キスだけ…じゃ…、終わらないが良いのか?」
「終わらない…?終われない…じゃなくて…」
スルッと杏寿郎の肩に腕を回して
キスを強請る様に自分の顔を
杏寿郎の顔の方へ寄せると
パジャマの上からその手が
おっぱいをふにふにと揉んで来て
「んっ…、は、…んッ、杏寿郎…ッ」
「……みくり」
そのまま こっちからしたのか
あっちからしてもらったのか
どっちなのか 分からないままに
お互いの唇を寄せてキスをする
「んぅ、ふ…、はぁ…、は、ん…ッ」
「……みくりッ、良いか…?」
その良いかの返事の代りに
キスをしている唇を
自分の方から杏寿郎に押し付けた
ーーー
ーー
ー
「日付…変わる前だろ?まだ…」
多分 1時間…ぐらい…だから
まだ 日付は変わってないだろうけど…
杏寿郎がそう言って来て