第23章 惣菜屋さんの筑前煮 後編 お相手:煉獄杏寿郎
その声を聞いているだけで
自分の中から蜜が溢れ出るのを感じる
彼のモノを押し付けられているのは
今も変わりなくて
その刺激に思わず
繋がっている時の記憶が蘇ってしまって
自然とそれに応じるかの様にして
自分の腰が振れているのに気付いて
余計に恥ずかしくなってしまう
「う、んっ、
…はぁ、、はぁっ…ん、は、ぁ…」
ソコに硬い物を
ぐりぐりと押し当てられたまま
胸の先を口に含まれ
舌で執拗に舐め上げられると
みくりの身体が大きくビクリと跳ねる
反対の胸の先端も指で捏ねられて
余計に中が締まって
ジンジンと疼くのを感じる
襦袢の前を完全に開かれて
袖だけが残っているのに気が付いた
「んっ、はぁ、、あんっ、杏寿郎さんっ
…ズルいです…し。
わ、私ばかりっ、あっ、んっ、、
脱がせすぎではありませんか?」
「ああ。俺とした事が…失礼を。つい
貴方に夢中になりすぎてしまっていた様だ」
みくりが杏寿郎に帯を解くように促して
トントンとその結び目を指先で叩いた
「せっかちは…嫌われます事よ。
杏寿郎さんも、
お脱ぎになって下さいまし?」
「では…、お望みのままに…」
杏寿郎が自分の帯を解くと
少し開いた着物の間に
みくりがそっと手を差し込んで
「もしや…、みくりさん。
貴方の手で脱がせて頂ける…ので?」
私の行動が予想外だったのか
彼は少し驚いた様子で
そう私に問いかけて来た
「いつも、杏寿郎さんが、私ばかり
お脱がせになられるので、仕返しです」
そのまま彼の厚い
鍛えられた胸板をなぞりながら
合わせを開いていく
こうして 改めて明るい場所で見ると
彼はとても鍛え上げられた
素晴らしい筋肉質な身体をしていて
「俺の…身体がお気になりますか?」
その身体に残る
無数の傷跡の中にある
一際大きな傷跡に指を滑らせた
「こちらは、随分と
…大きな傷であられますが…」