第102章 夫婦のバレンタインデーは…後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
「ねぇ…杏寿郎…、退く?」
体重としては…悪阻で痩せた分で
妊娠する前よりは軽くなってるけど
目が醒めたんだったら…上に
ずっと乗ってるのも…と思って
そう杏寿郎にみくりが声を掛けると
「そう言えば…」
「言えば?」
「今日は…、奥さんが…
俺にサービスしてくれるって話だったか」
そうだよっ!
今日は バレンタインデーのって事で
ここに泊まりに来てるのに
こっちがサービスするって話ぃいいッ
うっかり しっかり
私も杏寿郎も忘れちゃってた…し
「って話をして来るって事は…、
ご希望が…あるって事…?」
「喉…乾いて無いか?」
「やっ、それは…っ、
私が…っ、喘ぎすぎ…問題…?」
「水…俺にも取って来てくれないか?
その間に…、こっち…処理したいんだが…」
繋がったままだから…
ゴムの中身…漏れ漏れなんじゃ…と
思わなくもないけど…
自分も喉が渇いてたから
水は飲みたいには飲みたかったから
腰を持ち上げるとズル…っと
自分の中から彼のモノを抜く時に
ゴム…持って来ない様に
アソコを開く様にしながら抜くと
透明のコンドームの先の液だまりに
白濁液が溜まってるのが見えて
透明…だから…その…
色付きのコンドームよりも
その色が…生々しく…感じるから
ついつい…視線を そこに向けていた様で
「飲むか?」
「飲まないしッ…、もうっ。
お水でしょ?取って来るから…ッ」
部屋の備え付けの冷蔵庫には
サービスのミネラルウォーターの
ペットボトルが2本冷えていて
それを取り出してベッドの所に戻ると
コンドームの処理を終えた杏寿郎が
またベッドの上で寝転がっていて
「杏寿郎…。はい、お水」
「飲ませて…欲しいんだが…」
「もう、寝たまま飲んだら、むせるよ?
まぁ、今日はそうするって約束だしね。
はいはい、旦那さんの仰せの通りに」
最初から私にお水飲ませてって
言うつもりで取りに行かせたんだろうなって
何となく そう感じながらも
「先に飲んでからでいいぞ?」
ほら…もう そう言って来る時点で
その後の…展開が…
もう彼とは付き合いも5年になるんだし
こっちにも読めてしまう訳で…
そうする前に飲んで置く様にと言われたので
視線を感じながらも
ペットボトルの口に自分の口を付けると
ゴク…っと喉を鳴らしながら…