第102章 夫婦のバレンタインデーは…後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
※日高山にはバリアンリゾート無いので
私の妄想のバリアンリゾートを
日高山に建設します(笑)
サイレンスリゾートでのディナーを
済ませると時間は20時半を過ぎていて
「で。どこに行くか決めてるんだろ?」
「杏寿郎さ、バリアンリゾート知ってる?」
そうラブホテルのグループの名前を
みくりが言って来て
そのラブホテルは大阪にも
グループのホテルが2店舗あるから
行った事があるかと言われたらあるが
答えを中々に返さないから
痺れを切らせたのか
「知ってるって聞いただけだよ?
行ったことあるって言ってないよ?」
そうこっちにカマを掛けたくて
言ったんじゃないよと
みくりが言って来て
「あ。大阪にあるよね?確か」
「バリアンリゾートって言う位だから、
バリっぽいホテルなんだろう?そこは」
「そうそう、あのホテル。
大阪にあるでしょ?なんばに」
「難波…ッ、と言うか…妙に詳しくないか?
いや、君の事だから、調べたんだろうが」
「お泊りした事あるからね…って、
驚いた?女子会プランもあるからさ。
お友達と、泊まったんだよ。
アフタヌーンティーセットと
フラワーバスがね付いて来るんだよ」
「で、日高山にもあるのか?
バリアンリゾート日高」
「そうなんだよ、去年の6月に
出来たんだってさ。こっちにも。
女の子受け良さそうなラブホテルだよね?」
そう言ってウインカーを出して
目的のバリアンリゾート日高の
駐車場に車をとめると
トランクからキャリーバックと
日高山牧場で買ったプリンとかが
入ったクーラーボックスを出して
ラブホテルの入口へと向かう
入口からリゾート気分と言うか
カエルの像が出迎えてくれて
自動ドアの中に入ると
ラタンチェアやハンギングチェアが
ロビーにはおかれていて
ラブホテルラブホテルしてない雰囲気で
BGMにはガムランと
あちこちからお香の匂いが満ちていて
ここが2月の日本だと言うのを
忘れてしまいそうな程に
バリ風をイメージした内装をしている
「ピクルスがいる、カエルだからかな?
バリ島ではカエルは神様の使いだからね。
縁起のいい生き物なんだよ」
そう言ってホテルのロビーの
ソファにドーンと座っている
巨大なピクルスのぬいぐるみの肩を
みくりが叩きながら言って来て
そう言われて見てみると