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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第102章 夫婦のバレンタインデーは…後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



口の中に広がって

「美味しいね。カリフラワーのスープ。
やっぱり魔の食べ物だけはあるね。
またお家でも、レシピ調べて作るね。
まぁ、流石にこの味と同じには
家では作れないだろうけどさ」

すっかり奥さんも
お気に入りの様子で
美味しそうに飲んでいたから
奥さんが美味しそうに食べている姿は
やっぱり見ていてこっちが
幸せな気分になるなと感じていて

カリフラワーのスープの後は
キンメダイのポワレ

その後は柚子のグラニテが
お口直しに運ばれて来て

ひんやりとした柚子の香りが
爽やかなグラニテの後には

メインの牛フィレ肉のステーキに
フォアグラが乗った物が運ばれて来て

その後にはデザートの盛り合わせが
運ばれて来たのだが
そのデザートプレートには
ハートの形になったガトーショコラが
雪の様な粉砂糖のお化粧をしていて

どう見てもこのデザートのプレートは
バレンタインの仕様な気がするが

「これは奥さんの仕業か?」

「あ、コースのデザートね
追加料金でね、小さいホールケーキにね
内容を変更したりとか。
好みのねフルーツ足したりとかね、
アップグレードがね、出来るんだけど。
バレンタイン過ぎちゃったんだけど、
バレンタインぽくして貰えませんかって
予約する時にお願いしてみたの」

ガトーショコラは甘さが
かなり控え目な味になっていたから
甘くない様にしてとお願いしたんだろうな

「でも、チョコじゃない方が…」

「いや、食べられない程でもないからな」

形だけハートにして貰って
チョコレート使わないでって
お願いしたら良かったかなと
甘さを控えてとバレンタインぽくしてって
だけの注文しかしなかったのを
ちょっと内心後悔してしまって居たけど

何も言わずにそれを杏寿郎が食べてくれたから

ちょっと内心 悪い事したなって
変にデザート変更しない方が
食べやすかったんじゃないかって思いつつ
杏寿郎がガトーショコラを
食べ終わるのを見ていたんだけど

「みくり。どうしたんだ?
デザート、食べないのか?
もう、お腹いっぱいか?」

確かにまだすっきりしない悪阻の所為で
前程の量は食べられないままではあるから
最後のデザートはちょっと苦しかったんだけど

そうなるのは分ってたから
最初から量を少な目にして下さいって
お願いしてたから 何とか食べられそう


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