第102章 夫婦のバレンタインデーは…後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
※スピリチュアルだったり
オカルトちっくな話なので
興味無い人はこのページ飛ばして下さい
なんらストーリーに影響のある物でもない
会話をしているだけですので
「杏寿郎はさ、オカルトちっくな
話にはなるんだけどさ。エーテル体とか
アストラル体とか知ってる?」
俺が心霊スポットの話をしたからなのか
今度はオカルトめいた話を
みくりが知っているかと聞いて来て
みくりの話を纏めると
人と言う物の所謂魂と呼ばれている物は
さっき言っていたエーテル体とか
アストラル体を言う物を含んだ
7つの層に分かれて構成されている物らしい
人が死んだ時にはこの世界に
抜け殻の様に置いて行くのが
肉体とエーテル体とアストラル体と
言う物らしくその他の部分は
別の場所へ行くらしい
みくりが言うにお化けとか
幽霊とかって一般的に言われているのは
本来なら死後に消滅するはずの
アストラル体が消滅せずに
残っている物がそう呼ばれているだけだと
「だから、要するに魂の搾りかす
みたいなもんだよ、そう言うのはさ」
そんな風に話をしている
みくりはもうさっきの事を
すっかり忘れてしまって居る様なので
奥さんのご機嫌を損ねてしまっても
すぐに直るから助かっている部分はある
だが…正直…俺には
全く興味のない世界だがな…
そんな話をしながら
山道をドライブしていると
次の目的地に着いたらしく
着いた先は日高サイレンスリゾートと言う
旧日高山ホテルを改装して
オープンさせたホテルで
「もしかして、予約してたのか?ディナー」
「いや、だって…最初から泊まるの
ラブホテルって言ってたからさ?
だったら、バレンタインの
お泊りって事だしさ。ディナーは
ちょっと贅沢してもいいかなぁ~って
折角、日高山に居るんだったら、
夜景が綺麗なレストランがいいかなぁって
思ったんだけどね?
前にあっちのレストランは行ったでしょ?」
だからこっちにしたのと
みくりが言って来て
多分ネットで調べて
ここがいいなと思ったから
ここを予約してくれたんだろうな
リニューアル工事をしただけあって
外観も山の風景と溶け合う様な
雰囲気と趣があるホテルで
「杏寿郎、今何時?」
「ん?今か…」
自分のスマートフォンを
出すのが面倒なのか
こっちに時間を確認して来て