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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第101章 夫婦のバレンタインデーは…中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



まぁ旺盛な旦那さんには
そんな選択肢…は無いよな…と思いつつ

朝ご飯の前に…頂かれてしまった訳で

結局…熱めのお湯を張ったのに
こうして今 そのお湯に
熱いお湯を差し湯しながら

2人で湯船からの眺めを楽しんでいる

「ベランダでコーヒーを飲みながらも
確かに贅沢だが、こうして
風呂から君と一緒に眺める眺めもまた、
この上ない贅沢に感じるな。みくり」

そう言いながら
開いた窓から見える景色を
愉しんでいる旦那さんの
横顔をみくりがぼんやりと眺めていて

「そうだね、確かに…贅沢かもね。
朝から折角お湯張りしたのに、
贅沢にジャージャーお湯出したまんまで
お風呂に浸かってるんだもんね?」

「むっ、それは…みくり、
俺に対する嫌味か?」

「でも、お家じゃ出来ない贅沢には
それもこれも違いないでしょ?杏寿郎」

「確かに、そうかもな。
これが家なら、俺は奥さんに怒られるもんな」

「ねぇ、杏寿郎…。
もっとさ、贅沢…な、お風呂にしてよ」

この絶景の眺めが目の前にあるのに
常に湯船を満たして
溢れてどんどんと零れるお湯も無視して

目の前のみくりに求められて
求められるままにキスを楽しんでいて

「いいな、みくり。
…確かにこれはこれで、贅沢だ」

すっかり長湯をしてしまったのは
きっとキスばっかりしてたからだけど

お風呂から出ると
服に着替えて洗面を済ませて
纏めていたが濡れてしまった
髪の裾の方をドライヤーで乾かした

「化粧、するのか?」

「しちゃ…悪いの?お化粧」

「どうせ、マスクしてたら見えないだろ?」

「大人の女の嗜みなんだから。
見える見えないは関係ないのっ」

洗面台の椅子の所で
メイクをしているみくりに
化粧しなくてもいいと
杏寿郎は言いたそうにしていたが

「それに、紫外線ケアは1年中しないとっ。
そうでなくても、妊娠中はシミとか
そばかすが出来易くなるんだから。
今だから余計に、ちゃんとしとかないとなの」

そう言われてしまって
それ以上は何も言えなくなって
(言ったら怒られる予感がしたので)
奥さんの支度が整うのを待って


夕食を摂った レストランに

9時の朝食の予約の時間に合わせて移動して

既に他の宿泊客は朝食を済ませた後の様で

静かな個室で朝食が運ばれるのを待つ


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