第101章 夫婦のバレンタインデーは…中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
お風呂から出ると
髪と身体の水分を拭き取って
バスタオルを巻き付けただけの姿で
髪を何時もの通りに杏寿郎に乾かして貰って
歯磨きと水分補給をしっかりとして
「ベッド行くか?みくり」
何時もの様にこっちに
杏寿郎が手を差し出して来て
その手を握られると手を繋いで
ベッドルームの方へ移動する
杏寿郎が先にベッドの端に腰を降ろすと
「おいで、みくり。
こっち、来るだろう?」
先にベッドの端に腰を掛けていた
杏寿郎がそう こちらに声を掛けて来て
「うん…行く」
座っている杏寿郎が私の方に
手を伸ばして来るから
その手に身体を引き寄せられながら
ベッドの端に腰かけている
杏寿郎の隣に腰を降ろす形に収まる
「暗くするか?部屋…」
「杏寿郎は…さ、
明るい方が好きなんじゃないの?」
「俺は…、まぁ…、そうなんだがな」
そう言いながらベッドの頭元に手を伸ばして
部屋の明かりを良い感じの
ムードのある様な適度な暗さになる様に
部屋の電気類を調光してくれるから
明日は…こっちがって話だったから
今日は杏寿郎がサービスをしてくれる日
だったのかなって…ぼんやりと考えていて
明かりを調光し終わった杏寿郎が
ピッタリと隣に寄り添うように
距離を詰めて来ると
そのまま腰を抱く様にして
腕を回されてしまって
スリスリとの手の平で腰を撫でながら
「んやぁ、腰は…ダメッ…っ、ふ、はぁ…あん」
腰を撫でられると
自分の子宮の辺りが疼いて
強制的に飢えさせられる様な感覚がするから
気持ちいいのに同時の来る飢える様な
子宮に来る疼きが苦痛にも近い感覚で
腰を触られると 天国と地獄を同時に
味わう様なそんな感覚を感じるのだ
その仙骨の辺りを撫でていた
杏寿郎の手が軽く押し当てながら
小さな円を描いて来て
「んぅ、ふ、はぁ、あ、はぁ、あぁあっん」
トントンっと…その部分を
軽くタッピングする様にして叩かれると
びくびくっと自分の身体が
奥底の深い場所から震えて
ぶるぶるっと身震いを起して来るから
行き場のない熱を拗らせて
息を一瞬詰まらせるとはぁーーっと吐き出した
「ん、はぁ、あぁあんっ、
んあぁ、は…ぅ…ッ、やぁ、腰…やっ」
「気持ちいいけど、
苦しいって言ってたか?ここは。
なら、これならどうだ?みくり」