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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第101章 夫婦のバレンタインデーは…中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



自分の身体に身体を寄せている
みくりの頭をよしよしと撫でると
嬉しそうにしながら目を細めていて

「へへ、イチャイチャするの好き」

「まぁ、そうやって
嬉しそうにしてる奥さんを見てるのは、
俺も好きだがな?」

杏寿郎が待っていてくれと言って来て
お湯が沸いたから自分のコーヒーと
私のお茶を淹れてくれて
それを持ってこっちに戻って
みくりの隣に腰を降ろすと

そのまま静かにコーヒーを傾けて

「何とも、贅沢な時間だな…。
ゆったりとソファに座って、
コーヒーを傾けながら…。
目の前には100万ドルの夜景があって。
その上、隣には奥さんが居るんだからな」

「あそこのバルコニーで、
朝の済んだ山の空気を吸いながら。
小鳥のさえずりをBGMにして
モーニングコーヒー飲むのも、
とっても、贅沢そうな感じがするけど?」

「そんな…贅沢な眺めを見ないで
奥さんと朝から戯れるのも…
贅沢な時間の使い方だと思うがな?」

そう言って杏寿郎が
こっちを見て にやっと笑って見せるから
この旦那さんはそれを
本気で贅沢だって思ってそうだけども

「ここで、モーニングコーヒーは
明日の朝だけしか飲めないよ?
朝から…は、お家でも出来るでしょ?」

「ここで…は、明日の朝だけだろう?」

そう言われてしまって
それはそうだと思うから
みくりが口ごもってしまって

「そっ、そう言われちゃうと…。
それは、確かに…そうなんだ…けど、さぁ?」

「君はそこに座ってるといい。
お湯張り、済んでるか見て来るからな」

そう言って 杏寿郎が
バスルームへ向かって行ってしまって

そう言えば… 前に巣ごもりの時に
杏寿郎が用意してた
あのローターバイブ お風呂でも使える
防水の仕様のやつだったけど…

杏寿郎は…明日使うつもりなのかな?
それとも…今日…使うつもり…なのかな?

そんな事を お風呂のお湯を見に行った
杏寿郎を待ちながらみくりは考えていて

「みくり。
お湯張り出来てるぞ?入るだろう?一緒に」

家でも 毎日お風呂に一緒に入ってるので

今更 杏寿郎と一緒にお風呂に入る事に
抵抗らしい抵抗も無ければ
すっかり定着した 私たち夫婦の
お約束…の様な 物ではあるにはあるが

「え?あ、お風呂ね、うん、一緒に入る」

「どうしたんだ?考え事か?」

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