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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第101章 夫婦のバレンタインデーは…中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



向かった先は宿泊客なら
45分間貸し切りに出来る
建物の屋上にある展望ジャグジーで

この真冬の季節だから
他に利用する予定の客も居ないらしく
45分を過ぎてもいいですよと
ホテルのスタッフが言っていたと言うが

「いや、この気温で…ジャグジーに
ずっと…浸かってても…。
45分居られないかもだけど」

ウッドデッキにはアクリルの継ぎ目のない
柵で覆われているジャグジーがあり
上には満天の星空
下には100万ドルの夜景が
露天風呂なので何の隔たりもなく
その贅沢な眺めを…それこそ
杏寿郎とふたり占め…して
山分けする事が…出来るから

「風呂…、入らなくても…。
ここの展望ジャグジー専用の
展望スペースから見る夜景も贅沢だな」

へへへへっとみくりが
杏寿郎の顔を覗き込んで来て

「200万ドル?」

「この貸し切り展望ジャグジーは、
無料の宿泊者サービスだがな。
だが、この眺めは…悪くないな」

置いてある木製の椅子に
ゆったりと寛ぎながら腰を掛けて
広々としたスペースから夜景を眺める

「下もいいが、冬は上の方がいいか」

「節分は過ぎてるから、暦の上は
もう今は、春だけどね…一応は。
でも、折角…だから入る?」

「いや、HPで
この展望ジャグジーの画像を見て
この風呂に入りたいと思ったんだがな…。
この気温の中で全裸になる勇気は俺には無いな」

「だったら、今度は…さ。
春か夏になったら、…入りに来るとか?」

「そうだな、そうするか?
結局、他の客が予約してなかったのも。
寒すぎるのが原因だな…。
風呂は…、部屋でゆっくり
奥さんと温まりながら入るか」

結局 お風呂に入りに行ったのだが
あまりにも寒かったので
そこの専用のルーフバルコニーからの
夜景を楽しんで部屋に戻って来て

「お風呂、お湯張りして来るね」

「だったら、俺は…。
その間にお茶とコーヒーでも淹れるか」

楕円形のフォルムのソファで
お湯張りをしている間
杏寿郎と一緒に座って寛ぐ

「このソファ…可愛いね。お洒落だし」

「イチャイチャするか?ここで」

ぴくっとみくりがその
杏寿郎の言葉に反応して

「え?イチャイチャ?
するっする。したいしたい」

ピットリと杏寿郎の身体に引っ付いて
スリスリと擦り付いて来て

「奥さんはイチャイチャするの好きだな」


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