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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第101章 夫婦のバレンタインデーは…中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



他のお客さんに気を遣う事なく
ふたりだけでゆっくりと
地元の食材を使った美味しい夕食を…
お喋りしながら楽しむ事が出来て

「杏寿郎はさ…、何て言うか…。
大胆なお金の使い方するよね?」

バレンタイン…だって言うなら
こっちがお金を出すべきだろうし
ラブホテルに行こうねって
話を纏めて居たのに
それを完全に裏切ると言うか…
正反対の行動…にも
感じられる様な感じの事をして来て

「ん。そうか?そうでも無いだろう?
俺は、奥さんとゆっくり二人きりで
夜景が観たかったって言っただろう?
奥さんが夜景を観てて、
大事な身体を冷やしたらダメだろう?
だから、ここにしたんだがな。それに…」

部屋からも夜景が観れるって
杏寿郎が言っていたから
一緒に部屋から夜景を観ようって
意味なんだろうけど…
その為に…ここまでするか?って言うのが…
私の正直な感想なんだけどね…

多分このホテル…1泊2食付きで
2人で8万ちょっと…だった気がする
いや まぁハイクラスだからこれ位だろうけど

その為に…と思わないでも無いんだけどさ

「金…と言う物は、愉しむ為に使う物だぞ?」

「愉しむ為…ね、今の…これも?」

ここのホテルの自慢の料理は
その器も盛り付けも美しくて繊細で
五感で美味しさを堪能できる様なお料理で

「美味い物を、美味いと思って食べる事に
金を使うのも、悪くないだろう?」

「杏寿郎はこの時間に、
それを使ってる事に満足してるって事ね」

「奥さんと一緒に食べると、
美味い物がもっと美味くなるからな。
家で食べるのもいいが、
こうして、食べに行くのも悪くないだろう?」

例の某回転寿司チェーンの話じゃないけど
安心して外食をプライベートな空間で
楽しめるって言うのも…大事な事なのかも

一緒に夕食を済ませると
この建物の中に5部屋しかないらしい
客室へと移動する

お部屋は広々とした落ち着いた雰囲気の洋室で

絨毯の敷いてある リビングの先には
神南港市の夜景が部屋から楽しめる
テラスが部屋についている

「ここ…。落ち着いた感じの…お部屋だね。
それに、あのテラスから…夜景が観れるんだね」

「テラス…出てみるか?みくり」

杏寿郎がリビングからテラスに続く
ドアを開いてこちらに促して来て

「日高山からの夜景を…ふたり占め?」

「ああ。安いもんだろ?」
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