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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第101章 夫婦のバレンタインデーは…中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



そのまま 首筋にちゅ…ぅ…と音を立てて
杏寿郎に吸い付かれてしまって
またしても 旦那さんに
見える場所に跡を付けられてしまった

私の首筋に残った跡を満足気に撫でると
脱がせたコートを杏寿郎が戻して来て

「さて。このまま…ここで、
キスばっかりしてても仕方がないからな。
そろそろ、今日の目的地に行くか」

目的地…夕飯の時間とか言っていたし
どこか夜景が綺麗に見える
レストランでも予約してるのかと思いながら

展望台の駐車場を後にすると
そこから車で10分ほどで
目的地に到着した様で

辿り着いたのは…ホテル…はホテルだったけど

斜め向かいにあるホテルも
ハイクラスのホテル 日高山迎賓館で
今 私達が居るのは…その日高山迎賓館の
お向かいさんみたいな位置にある
オーシャンテラス日高なのであるが…
お向かいさんも口コミ評価の高いホテルだけど

こっちのオーシャンテラス日高は…
お部屋が確か…全5部屋しかない所で

「ねぇ、旦那さんさぁ…どうしてここなの?
今日、ここに泊まって明日はラブホなの?」

「ん?今日はどうしてここにしたのかって
俺に聞きたいのか?みくり。
ここは客室が、5部屋しかないからな。
ゆっくり部屋からも風呂からも、
神南港市の夜景が見れるしな。
他の宿泊客にも会う事もないだろうし
そんなに気を遣わなくていいだろ?」

どこかは予約してるんだろうなぁ~とは
こっちも思ってたけど…

「それに、夕食も個室だからな。
君のここの跡が、他所の
誰かに見られる心配も無いぞ?」

みくりが納得が出来ないと
言いたげな顔をして杏寿郎を見ていて

「レストランのスタッフの人とか…いるじゃん」

「そっち側が壁になる方に座ればいいだろ?」

杏寿郎は… こんな事をするのは
割といつも通り…なのかも知れないけど

「さ、チェックインして夕食にしよう」

そう言ってトランクから荷物を出すと
それを持ってホテルの建物に向かって行くから
その杏寿郎の後を追って
みくりもホテルの建物に入って行く

チェックインを済ませると
そのまま夕食を摂りたいと杏寿郎が言って
荷物はお部屋に運んでおいて貰えると言う事で
フロントでキャリーバックを預けて

その足でホテルのレストランへ向かう

全5室しか客室は無くて
レストランは完全個室だから


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