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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第101章 夫婦のバレンタインデーは…中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



「杏寿郎…、好きッ…、大好き…よ?
私の…事、杏寿郎の…奥さんにしてくれてッ
ありがとう…って、思ってるから…っ」

杏寿郎の手がみくりの頬を撫でて来て
車の中に置いてあったティッシュで
目元を押さえられてしまった

「みくり、ちょっと…夕飯…は
遅くなってしまうかもな?その顔のままじゃ
店に入れないだろう?君も」

泣いて目を真っ赤にして
腫らしてしまって居る顔では
とてもとても夕食を食べには
明るい店内には入れそうにないからと言われて

そのまま 杏寿郎のキスを
求められるままに受け入れていると

ヌルっと…唇の間から
杏寿郎の舌が中に入って来て

「んんっ、ふ…ぁ、んん―ーんッ」

眩暈がクラクラとしそうな程に
熱いキスをされてしまって居て
思わずぎゅっと杏寿郎の服を無意識に
しっかりと握りしめてしまっていて

「このまま…、奥さんとのキスを…
たっぷりと堪能したい所だが…、
どうだ?落ち着いたか?みくり」

「んっ、杏寿郎は…、極端すぎるんだよっ。
あんなキス…されちゃったら…ッ、
びっくりして涙は止まったけど…っ」

「何だ?みくり。
ほんのちょっと、キス…しただけで。
俺が欲しくなってしまったか?
奥さんは、可愛いな…本当に」

完全に確信犯の言い方で
杏寿郎がそう言って来て

非常に悔しいけど…
彼の言ってる事は合っていて

もっと…杏寿郎とキスをしたいって
キスだけじゃなくて…もっと
杏寿郎に触れて欲しいって思ってしまって居て

「あの時のキスの続きは…、するにはしたが…。
この今のキスの続きは…、夕飯が済んでからな」

そう小さい子に言い聞かせるようにして
杏寿郎に言われて
よしよしと頭を撫でられてしまうと

むぅ…とみくりが口を尖らせながらも
撫でられた自分の頭をその手で押さえていて

「杏寿郎…、ねぇ、お願いッ。
もうちょっとだけ…、キス…して?」

「もうちょっと…で、俺の方が…
済まなく…なりそうだが…な…?
奥さんのその…、無自覚煽りは…。
相変わらず…。天才的…過ぎるからな…」

杏寿郎がチュッとキスをして来て
唇で唇を挟まれて吸い付かれてしまう
杏寿郎の手が…着ていたコートを
脱がせて来るから

「んんっ、…杏寿郎ッ、
待って、何でッ…脱がそうとするの?」

杏寿郎が首筋に顔を近付けて来て
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