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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第100章 夫婦のバレンタインデーは…前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



「うん?明日の金曜日がどうかしたの?」

「その、明日は定時で帰るつもりなんだがな。
その…、朝一緒に、車で出勤して…。
そのまま。どこかで、食事を摂って。
日高山…の夜景でも…観ないかと思ってな」

杏寿郎がして来た提案と言うのは
土曜日にしようねって言っていた
日高山でのデートとお泊りを
金曜日からしないかってお誘いで

「え…。いいの?杏寿郎…」

「いいも何も、俺としては。奥さんが…
嫌じゃ無ければ…そうしたいんだがな?」

ぱぁっとみくりの
表情が明るくなって
その顔がいつものあの笑顔になると

「うん。明日から杏寿郎と
一緒にデート出来るんでしょ?
でも、残業…しなくても、大丈夫…なの?」

「まぁ残ったとしても、1時間以内には
切り上げるつもりでは…居るから。
そうなったら、君に待って貰う事になるんだが…」

「いいよ、それぐらいなら。
適当にしながら、待ってるからさ。
嬉しい…、ありがとう、杏寿郎。
明日、楽しみだね?へへへっ。
じゃあ、お泊りする用意も今夜しないとだし、
2日分にしなきゃだね」

「だから、明日は…俺に任せて貰えるか?」

「うん、明日は杏寿郎に…お任せ…だね?」

でも多分だけど…私の経験からするに…
杏寿郎がこんな風に言って来るのは

多分あのバレンタインの日の
あれに対するお詫び…的な意味合いで

もう 杏寿郎の中では
どこに行くのかとかも
全部決まってるんだろうなって…

そんな風に思えるから…

もうきっと…お店も…予約してるんだろうけどさ

「でも、良かった…奥さんに
断わられたたどうしようかと思ってたんだ」

「断わるわけないじゃん。
私は、杏寿郎の奥さんなんだよ?
それに、デートのお誘いでしょ?これ。
奥さんが旦那さんのデートのお誘いに応じるのは、
当然でしょ?杏寿郎。
ね?明日のデート、楽しみにしてるね」

明日は仕事が済んだら
そのままデートに行こうと
杏寿郎が言ってくれたから

夕食を済ませると
明日からの荷物の準備を
みくりがしに行ってしまって居て

いつもだったら…夕食の後は
一緒にソファで寛ぐ時間なのに…
ひとりで座るソファは
隣にみくりが居ないだけで
どうにも落ち着かない感じがするな

しばらくすると準備を済ませて
みくりが戻って来て

「杏寿郎は…しなくていいの?」
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