第100章 夫婦のバレンタインデーは…前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
そのまま一緒にお風呂に入って
お風呂からあがると
杏寿郎に何時もの様に頭を乾かされてしまって
「君がくれた、あのチョコレート。
毎日、さっきみたいにして食べるか?」
「毎日、1個ずつ食べてもさ。
全部食べきれるの19日だよ?
今日から、18日までって訳でもないし…」
「ダメか?」
「いや、別に…ダメって事は無いけどさ。
ねぇ、乾いたら、私もさ。
杏寿郎の髪乾かしていい?」
杏寿郎の手からドライヤーを受け取り
自分が座っていた椅子に
杏寿郎に座る様に促すと
ドライヤーで髪を乾かしていく
「杏寿郎…」
ある程度乾いた所で ドライヤーの
スイッチを切って 洗面台の隣の棚に置くと
後ろから腕を回して抱きつくと
杏寿郎の顔を後ろを向かせて
その唇に自分の唇を重ねる
「キス…したい気分だったか?奥さん」
「えっちな事もするんだけどさ。
キスしたり…、イチャイチャするのもね。
したいなぁって思うんだよ?」
こう言いながら スリスリと
杏寿郎の頬に自分の頬を擦り付けて
ぎゅううっと頬に頬を押し付ける
「なぁ、奥さん…。上…行くか?」
「うん、上。行こ?杏寿郎」
前にポリネシアンセックスしてから
お風呂から上がってから
二階の寝室に上がる時に手を繋ぐのも
いつものルーティーンになって居て
杏寿郎が差し出して来た手を取って
手を繋いで一緒に寝室へ向かう
寝室のドアを開いて
ベッドの上を見て
前にポリネシアンセックスをしていた時の
バラの花びらの造花で
ベッドの上に大きなハートが描かれて居て
「今夜はバレンタイン仕様か?」
「うん、前は散らばしただけだったからさ。
こうして、ハートに並べたらさ。
バレンタインぽいかなって思ったの。
あ、あれ…着ける?バレンタインの時の
赤いセクシーランジェリー」
「バレンタイン…だからか?
それは、週末で良いがな?
今日は…、いつも通りの奥さんでいいぞ?」
そう言ってベッドの上の花びらで描いた
ハートの中央に身体を倒される
「奥さん…、今日はバレンタインだからな」
これを…使わないかと
ベッド上にある物を転がして来て
ロール状になった 赤いサテンのリボンだった
「赤い…、リボン?これ、もしかして…」
何となく… だけど
旦那さんが何をしたいのかが
分かってしまった気がする…
「ダメか?」