• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第100章 夫婦のバレンタインデーは…前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



「え?杏寿郎。今年も…
その、お泊りするつもり…なの?」

「ああ、前は遠出と言うか
県内の遠い所にしたけどな。
まだ、君は安定期じゃないし。
今年は近場でどうだ?」

「でも…さぁ、妊娠中に…だよ?
バレンタインにお泊りデートするかな?」

「だが、確実に来年の
バレンタインには出来ない事じゃないか?」

来年のバレンタイン…と言うと
赤ちゃんが生まれるのが8月だから

「生後6か月の赤ちゃん連れて、
そんな事する親は嫌だよぉおおっ」

「だったら、今の内だと思うがな?違うか?」

こっちおいでと促されて
後ろ側からソファの前に回ると
杏寿郎の足の間に座らされて
自分の身体にもたれるように促して来るから

杏寿郎の身体にもたもたと
自分の身体を預けてもたれ掛る

「近い所って、やっぱり二田市内?
それとも神南港市とか?」

「そうだな、二田よりも、
神南港市の方がホテルもあるが…。
今回は、海じゃなくて山にするか」

そう言いながらよしよしと
杏寿郎がみくりの頭を撫でて来て

「クリスマスもそうだったのに?
って、あ、もしかして山って。
山側って意味じゃなくて、日高山の事?」

「14日は、平日だから…。
その次の週末に、行かないか?
昼間はデートして、夜は泊りでどうだ?」

「ねぇねぇ、旦那さん旦那さん」

くいくいとみくりが
杏寿郎の着ている服を引っ張って来て

「ん?どうしたんだ急に」

みくりが杏寿郎の耳元に
自分の手を添えると
内緒話をする様にして声を潜めながら

「それって、
ラブホテルにお泊りするって事?」

「そのつもり…だったんだが、
嫌なら普通のホテルでも取れなくもないだろうし、
奥さん的にはどっちいがいいとかあるのか?」

「ラブホテルにする!
だって、普通のホテルなら、
子供が産まれてからも泊まれるもん。
確かにラブホテルにお泊りって、
子供産まれたら出来ない事じゃない?」

最初は週末にラブホテルに泊まろうって話に
全く乗り気じゃなかった奥さんだったが
それが今しか出来ないと伝えると

奥さんの方も
そうしたいと思ってくれた様で

「そうか、なら決まりだな」

「でも、バレンタインなんだからさ。
お昼間のデートのプランとかさ、
杏寿郎が決めちゃうの変じゃない?」

そうみくりが
杏寿郎に言って来て



/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp