第100章 夫婦のバレンタインデーは…前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
2023年 2月12日
今年のバレンタインは平日だし…
全く何も…考えて無かったけど…
杏寿郎はチョコレート嫌いだし
今は私は絶賛妊娠中で
去年のバレンタインの時の様に
流石に今年はラブホテルツアーしようとは
連休でも無いから言って来ないだろうし?
だったら…何か
プレゼントでもあげようかな?
とりあえず…なんだけど
チョコレートの匂いのコンドームと
チョコレートの味のするローションは
Amazonで注文してラッピングもして
用意してるから14日に渡すつもりだけど
それだけで良いのかな?
チョコレートの匂いのコンドームは
去年も買った蝶々の柄の所と
もう一つの業務用のコンドームの
メーカーのしかなかったから
今年は同じのもなぁ~って思って
そっちを買ったんだけど
業務用って言うのがきっと
ラブホの備え付けのクオリティじゃないかって
あのラブホの安物のコンドームの
ギシギシする感じがするんじゃないかって
そんな気がするから
多分使わなくなるだろうけど
そんな物はきっと気持ちの問題だしね
杏寿郎抹茶とか好きだから
抹茶のチョコにしようかな?
「ねぇねぇ、杏寿郎」
「ん?どうかしたのか?みくり」
「杏寿郎さ、抹茶好き?」
「俺か?俺は抹茶は好きだが…。
確か、君は嫌いだろう?抹茶…」
「じゃあさ、じゃあさ、チョコ好き?」
「俺が、チョコが苦手なの知ってるだろう?」
「だったらさ、抹茶のチョコは??どっち?」
そうみくりが杏寿郎に尋ねて来て
「だって、杏寿郎チョコ苦手でしょ?
でも、抹茶好きじゃない?
だったらさ、抹茶のチョコなら…
もしかしたら、食べられるのかなって」
「そもそも、チョコが得意じゃないからな。
わざわざ、買ってまで食べてみようとも
今まで思った事も無いが…。
そんなに俺にチョコを食べさせたいのか?」
「じゃあ、スタバの抹茶ラテの粉にする?」
ソファに座っている
杏寿郎の後ろにみくりが立つと
後ろからその身体に腕を回して
肩の上に自分の顎を乗せる
「それは地味に嬉しいが…、何だ?
今年のバレンタインはどうするって相談か?」
「そうだよ?杏寿郎は…何か
ご希望とかってあるのかな~って」
「バレンタイン当日は平日だしな…。
今年は連休じゃないから、
次の週末に1泊だけだな」