• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第99章 日輪刀とチョコレゐト バレンタインネタ お相手色々 裏なし



店の中に入ると
テーブルに案内されて

「フルーツポンチをお願いします」

『はい、畏まりました。
フルーツポンチですね』

「ねっ、ねぇ、みくりちゃん?
フルーツポンチなんて頼んじゃっていいの?
フルーツポンチってあれでしょ?
俺も、食べた事ないけどさ、
色んなフルーツが入ってるやつだよね?」

「はい、でもここはお昼のお店なので。
お酒は入ってないので、未成年の
私達でも安心ですよ?善逸さん」

本来のフルーツポンチは
『パンチ』と言うカクテルに
カットしたフルーツが入った物だが
ここのフルーツポンチはサイダーなのだと
みくりが話して来て

丸々のメロンを半分にカットした器に
ぶどうやメロン 桃に林檎 パイナップルが
贅沢に山盛りに成程入っている

「わあああっこれっ、凄いねっ!」

「凄いですねっ!善逸さん。美味しそうです」

初めて食べるフルーツポンチに
善逸は大興奮していて
美味しい美味しいと喜んで食べてくれていたので

みくりはその姿を見てホッとした

「善逸さんに喜んでもらえて良かったです」

お礼を改めて言うと
急に善逸の表情が曇って

「その話…なんだけどね…、俺…、その」

「炭治郎さんから聞きました、
善逸さんは私を助けた時の事を、
全く憶えていらっしゃらないんですよね?
いいんです、それでも。
あの時の事は、私がちゃんと憶えていますし。
それに…、善逸さんに助けて頂いたのは
紛れもない事実ですから…、
お礼をするのは当然ですので」

「みくり…ちゃん…、そのね…俺ッ」

「大丈夫です、私、
こう見えても、諦め悪いですし。
打たれ強い方だって思ってますのでッ。
鬼になってるって言う、
竈門さんの妹さんの事ですよね?
すみちゃん達に聞いてますから。
ああ、そうでした、これを…受け取ってください」

貰い物ですけどと
みくりが言いながら
しのぶから受け取らされた
チョコレイトを善逸の前に差し出して来る

「ええええっ、これっ、
チョコレイトでしょ?こんな高級品。
俺ッ、受け取れないよ~、無理無理っ」

「チョコレイトに罪は無いですから、
深い意味も何も無いので、どうぞ。
あの2人とでも一緒に食べて下さい。
じゃあ…私はこれで…。
今日は…、私に、お付き合いして頂いて
ありがとうございました」


/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp