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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第99章 日輪刀とチョコレゐト バレンタインネタ お相手色々 裏なし



「みくりちゃん、俺…。
全然、そのみくりちゃんを
助けた時の事って憶えてないんだけどさ」

「俺が思うに、善逸。
あの、遊郭の時みたいに、
寝てた時に助けたんじゃないか?」

まるっきりみくりの事を
善逸は憶えて無い様で
その時の小野寺さんの顔を見てると
俺は関係のない第三者なのだが
段々と彼女が気の毒な感じになって来た

「憶えて貰ってなくても、
私がしっかりとその姿を憶えてるので!
善逸さん、お好きな物何ですか?
私の足が治ったら、お礼に
お食事でも…奢らせて頂きたいのですが」

「ええええっ、いやっ、ダメダメっ。
女の子が、男に奢るとかダメでしょ?
無理無理無理ッ、そんな事、ダメだからっ。
兎に角、俺は、憶えてないから、
お礼とか全然、大丈夫っ、忘れてッ」

しゅん…と みくりのその顔が
見る見るうちに曇ってしまって
明らかに善逸の言葉で
彼女を傷つけてしまって居るのは確かで

「いいじゃないか、ああ、そうだ。
通りにある、団子屋だったら
高い物じゃないし、善逸も
奢って貰っても大丈夫だろう?
お礼をしたいって言ってるんだから、な?善逸」

善逸も善逸だ 普段は女性が絡むと
デレデレしてみっともない事になるのに
女性の方から来られると
どうしたらいいのか分からなくなる様だ

みくりの事が見てられなくなってしまって
思わず 助け舟を出してしまったが
さっきまで 曇っていた彼女の顔が
ニコニコの笑顔になってるので
炭治郎は内心ほっとしていた

「善逸さんは…、いつまで
こちらに居られるご予定ですか?」

「俺?えっと…俺は、
次の任務が入るまでは…居るつもりだけど…」

「だったら、善逸さん。
明後日…、善逸さんのお時間を
私の為に少々頂く事は出来ますか?
明後日には、足の傷も抜糸が出来るので。
お団子、奢らせて下さい!お願いします」

「えええっ、ホントに良いの?
俺、全然、憶えてないんだよ?
ねぇ、それでもいいの?」

こうして 私は
竈門さんの助け舟もあって
善逸さんと明後日
通りにあるお団子屋に行く事となった


ーーー
ーー



そして 明後日になって

私の足の傷も無事に抜糸が済んで

「もう、これで、抜糸も済んだので
お家に、帰って頂いても結構ですよ」

「ありがとうございました、胡蝶様」


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