• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第99章 日輪刀とチョコレゐト バレンタインネタ お相手色々 裏なし



この型が…私の最期になる…

それは…この足の状態からも分っていた

止血をする分を…こっちに回してるんだ

このままの勢いで…足の傷から
血を流し続ければ…意識が先に落ちるから

この型を放った所で…その後の
立ち回りが出来るだけ…
もう 私の身体も動かないだろうから

その人と…私が出会ったのは…

その時だった

フッと目の前に視界を埋め尽くす程の

黄色の地色に白い三角の
散り三角の羽織が見えて

「君は、その子達を連れて、
そのまま退がるんだ。
その足で、型を使ったら命に関わる」

そう指示されて
そのまま 自分が背後に庇っていた
二人の子供を連れてその場から遠ざかったのだが

あの 散り三角の全身黄色い隊士は…

一体誰だったんだろう…?

今 私は後から駆け付けた隠に
蝶屋敷まで運んで貰って
足が治るまでの間療養している

あの2人の子供達も 怪我はしていたが
命に別状はなくて 無事に親元へと
引き渡されたと後から後藤さんから聞いて

みくりはほっと胸を撫で下ろした

ああ そうだ 隠の後藤さんなら
あの黄色い隊士の事を…何か知ってるかも知れない

「あのっ、後藤さん」

「んー?何だ?みくりちゃん。
あ、もしかして、このお礼に
足が治ったら、俺と逢引でもしてくれるとか?」

じとっとした視線をみくりが後藤に向けると

「冗談だってば、冗談だよ?
んで、何?俺になんかあるの?」

後藤に散り三角の羽織の
全身黄色の隊士を知らないかと尋ねると

「ああ。あの五月蠅いヤツの事?」

五月蠅いヤツと後藤がその隊士を言って来て

五月蠅いと言うイメージとは
私が出会ったその隊士は違うのだけど

後藤さんが言うには
私が出会った隊士は
その名を我妻善逸と言うらしくて

丁度 今蝶屋敷で療養をして居る

竈門炭治郎と言う隊士と同期で
仲がいいと言う事なので…

確か 噂に聞いたけど…

竈門炭治郎と言う隊士と
我妻善逸と言うその黄色い隊士と
もう一人…後藤さんも名前を知らなかった隊士と
音柱様とで吉原の上弦の鬼を討伐したらしい

自分よりも聞いた話では…

後に入隊した後輩の隊士なのに…
柱と一緒だったとは言え
上弦の鬼を倒すなんて…

すみちゃんにその竈門炭治郎と言う
隊士が療養してる病室を聞いて
その病室の前まで来たのだが…

/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp