第99章 日輪刀とチョコレゐト バレンタインネタ お相手色々 裏なし
目の前にどーんと
自分の夫である天元が
その鍛え抜かれた身体を見せる様にして
全裸で目の前に立っているので
その…当然…ご立派なそちらが
ブラブラとしてしまって居るので
つい…チラッと見てしまって
スススっとみくりは目を逸らせた
「さぁさぁ、みくりちゃんも
着てる物を、脱いで脱いで。
一緒に入りましょう!ここの温泉
とぉーっても、気持ちいいですよ~」
その両手をわきわきとしながら
じりじりと須磨が距離を詰めて来て
「もう、アンタは、…何年経っても
慣れない子だねぇ。ホラ、アンタもその
着物脱いだ脱いだ。
着たまま入るやつなんて居ないよ?」
そうまきをがみくりに言って来て
「私達は4人で、天元様の嫁…ですからね」
自分はそうじゃないと…
本来なら…里の決まりで迎える嫁は3人で
里長が決める…物なのに…
私を4人目の嫁にすると言うのは…
彼が本人が決めた事だったから
自分は…彼の妻になるべくに
育てられ来た訳じゃない
里の汚れ仕事を請け負う為に居ただけ…
そんな劣等感にまみれた私に
救いと居場所を…天元様は与えてくれた
「自分で脱げねぇのか?みくり。
うっし、そうかそうか。なら、
特別に、俺がこの手で脱がせてやろうな」
本当にこの人は…片腕しか無いのだろうかと
疑いたくなる様な感じに
着ていた物を脱がされてしまって
天元が脱がしたみくりの着物は
雛鶴が回収してきちんと畳まれて
こっちからは遠い場所に
まきをが運んで行ってしまって
がしっと須磨に腕を掴まれて
「ふふふふっ、もう、観念しましょうよ~。
一緒に、温泉に入るのです。みくりちゃん」
ぐいぐいと須磨に腕を引かれて
先に天元が浸かっている温泉の中へと
誘導されてしまう
「アンタ、良い身体してんのに。
なんで、そんなに自信が無いんだい?」
「そうですよ!!そのおっぱいを、
隠しちゃうの勿体ないのです」
温泉の中に連れて行かれて
おいでと手を広げている
腕の中に自分の身体を納めると
天元が持っているグラスに
冷酒を瓶から注いでお酌をする
ぐいっと天元がグラスを一気に干して
空になったグラスに
新しい冷酒を注いで満たした
「やっぱり、嫁の酌で飲む酒はうめぇな」
「あ~ん、ズルいですぅ、
天元様、私も私もしたいですっ!」