第98章 ポリネシアンセックスをする話 後 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
今日までの4日間は
ずっと焦らしプレイをしていた訳だし
奥さんは奥さんで…
そうしたい…よな?
「杏寿郎と…早く…、したい…よ」
「こらこら、奥さん。
今までずっと我慢して来て置いて。
最終日になって、煽るのは…ダメだろう?」
「煽ってないのっ、そうしたいって言ってるの」
ポリネシアンセックスのメソッドでは
お互いの感情の昂りを言葉にして
伝え合うのも含まれているから
俺は普段から自分のそれを伝えて居るが
自分の素直な気持ちを
言葉にするのが苦手な
恥ずかしがり屋の奥さんが
ストレート過ぎる感じに言って来るから
「杏寿郎は…したくないのぉおお?」
「そんなの、したいに決まってるだろう?
俺はこの今日までの4日間は、
修行僧にでもなった気分だったがな…。
それに、今は…してる、最中だぞ?」
そうだった…
したいって気持ちが
強くなり過ぎてて今すぐにでも
繋がりたいって思ってたけど
今は身体こそは繋がってないけど
ずっと…5日間かけてセックスしてるんだった
「杏寿郎…、ちゅーする」
みくりが体勢を整えて
向かい合って杏寿郎の上に座ると
「ちゅーな、するんだろう?キス」
「キスじゃなくて、ちゅーするのッ」
どっちも同じじゃないのかと
一瞬思ってしまったが
みくりが杏寿郎の首に
腕を回して来て ちゅ―――っと
キスをして来て強くそのまま唇を押し付けられる
こうしてお互いの身体を引っ付け合うと
自分のお腹に杏寿郎のが当たるから
早く…欲しいなって うずうずとして来る
「俺も…君にキス…したんだが?」
「うん、キスして?杏寿郎…」
額から始まって眉間から瞼へ
瞼から目尻に そこから鼻の頭
頬へとキスを杏寿郎が落として来て
「んっ、私も…杏寿郎に…キスする」
杏寿郎が自分にした様にして
杏寿郎の顔にキスを落として行って
コツンとお互いの額を合わせて
至近距離で視線を合わせて見つめ合う
「ふふふふ…っ」
「笑わなくてもいいだろう?奥さん」
「杏寿郎…」
「ん?何だ?奥さん」
「毎週毎週じゃなくていいからさ、
また、したいなって」
「それは、まだ早く無いか?奥さん。
まだ、ちゃんと、ポリネシアンセックスの
最終日を終わらせてないだろう?」
ベッドの上に身体を倒されて
上から杏寿郎に見つめられる